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飛騨(西穂独標・高山)
ひ だ

 


 

11月9日  ずっと昔に訪れた高山へ行きたいとずっと思っていた そのチャンスが来たが、ただ高山まで行って帰るのはもったいない、温泉も入りたい、それなら手頃な山はないかと考えた結果 新穂高温泉に入ってロープウェーに乗ったら穂高の足下にいけるのでは 少なくとも西穂山荘、天気が良ければ丸山まで、調子が良ければ西穂独標を目指して

愛車レクサスは阿蘇に続く遠出の旅 ナビのデータでは片道540km9時間かかることになっていたが、さすが高速クルージングには抜群の走行安定性を誇るレクサス 実際には7時間半で新穂高温泉に到着 絶好の天気だったので、途中で乗鞍岳や穂高連峰が奇麗に見えた すぐに新穂高ロープウェーの鍋平駅近くまで出かけて紅葉と遙かに見える槍ヶ岳などの絶景を楽しんだ

新穂高温泉は線質も良く客も多い 宿泊した旅館では混浴大浴場(女性はタオル地のムームーのようなものを着用)から夕日に染まる槍ガ岳に感動 同じ風呂に入った女性客の多さにも感動?

翌日いさんで起床したものの、一夜明ければ雨とガスの悪天候 それでもロープウェーで海抜2156mの西穂高駅の展望台まででも行ってみたい そこに行ったらせめて1時間半かかるけど西穂山荘まで、此処まで来たら丸山まで、どうせなら西穂独標まで とうとう西穂独標の一歩手前までたどり着いたものの 折からの強風と足下の雪に危険を感じ残念ながらアタックを断念 足下が滑りやすく、寒さで顔が赤くなり、真昼というのに急速に暗くなって雷の恐れも(かつて西穂独標で学生が9名雷で死亡したことも頭をかすめた)

滑落、雷撃、凍死 そんな危険な瞬間だった ほうほうの体で下山し、西穂山荘までたどり着き、そこでいただいたラーメンでホッと生き返った次第 

高山の古い街並みも楽しみ、充実した3日間だった

カシミール画像

 

(画像はクリックで拡大 文字が不鮮明な場合は再度のクリックでさらに拡大し文字も鮮明になる)
 

飛騨路の紅葉

さぬき三木ICから高松自動車道、神戸淡路鳴門動車道、山陽自動車道、中国縦貫道、
名神高速道路、東海北陸自動車道を乗り継ぎ高山ICで下りて、そこから約1時間 
半分以上は家内が運転

東海北陸自動車道で飛騨路に入っていくと独特の紅葉景色 紅葉ではなく、松の一種?

 

乗鞍岳

高山郊外から乗鞍岳が奇麗 既に雪化粧をし、名物の乗鞍スカイラインも閉鎖されていた

 

穂高連峰

上天気 穂高連峰がくっきり 中央高いのが奥穂高岳 
私達がねらっているのは西穂独標(右から初めての小さく見えるピーク)
これから左側の峰は急峻な断崖のため熟練者でないと難しい

 

たまたま見えた槍ヶ岳

 滅多に見えないといわれていたが、この2日間は連続して見えたそうだ 
運がついているような気がしたが

 

新穂高ロープウェー鍋平駅付近

120人乗りのロープウェーは2階建て ここからも槍ヶ岳がクッキリ 
この日は天気がよいので午後遅くからでも客足が途絶えない
 
この時私達も上の駅まで行ったら良かったのだが 
明日も登るのだから往復2700円の投資には踏み切れなかった

 

雨、ガスの中のロープウェー展望台

一夜明ければ雨とガスの悪天候 出発前には雷も一発 
それでも此処まで来たからには行かねばならぬとばかりやってきたものの

錫杖岳も笠ガ岳も、右端の槍ガ岳も雲の中

 

西穂山荘への道

さすがにキチンと整備された登山道 シーズンにはたくさんの登山者、
そしてたくさんの植物が見られたことだろう

 

ガスの中の西穂山荘

1時間半もかからず西穂山荘到着 しかし人の気配がない

 

西穂山荘のコーヒー

タダで入るのは気が引けるので、コーヒー一杯 500円也 客は私達以外に1人
彼は此処まで来たが、雨とガスのためにこれ以上登っても面白くない、といって下りていった

 

丸山

天気が良ければここからの展望が良いのだが 既に雨は雪に変わってきた
でも此処まで来たのだからもう少し登ってみよう

 

上高地が見えた

一瞬 ホントに数秒間 ガスの切れ目から上高地が見えた 赤い屋根は帝国ホテルか?

 

雪も増えてきた

高度が上がるにつれ、積雪も増し気温も下がってきた 時折強風も 
雪質は湿っていて滑りやすい ここで雷が来たら逃げるところはない

 

穂高の絶壁

ちらっと見えた穂高の断崖絶壁 滑り落ちたらどこまで落ちることやら まず命はない

 

やっと見えた西穂独標

海抜2,701m ガスが切れた瞬間 頂の標識も見えるが、あの斜面にたどり着けるか?
あの斜面を登ることができるか?

 

残念ながら断念

すぐ向こうに西穂独標を見ながら、この雪、この崖、この寒さ、この風、そして雷の恐怖
大自然は私達に「もう止めなさい」と言っているのだろう

 

雷鳥?

西穂独標を諦めて大急ぎで下山中に目の前に鳥が 慰めてくれたのでしょう

 

高山の古い酒屋さん

西穂独標を断念した後、かつて若かりし頃訪れた感動の記憶をもとに、
あらためて高山の古い街並みの良さに触れたいと久しぶりに高山へ 

新酒を仕込むたびにこの杉玉を作るという 
この杉玉はいかにも古いので、もう新酒を造っていないのかも

 

大にぎわいの高山の古い街並み

観光シーズンの盛りをちょっと過ぎたとはいえ、観光客は桁外れの多さ 
古い街並みを歩く心地よさを感じる一方で、人混みの多さには辟易も

 

新しい杉玉

これは本物の杉玉かも お酒も並んでいる ちょっと試飲も可能なようだが、今日は飲めません

 

人力車

この古い街並みに人力車の観光がピッタリ 街並みをユッタリと走りながら説明をしてくれるようで、大流行のよう

 

柿の紅葉

川沿いの柿の並木道、その向こうにも赤い色が見え、高山は秋真っ直中

 

裏通りの秋景色

こういう景色が高山の町にあちこちにあり、観光地化された古い街並み中心街をはずれて
ユッタリと散策するのも心地よいもの

 

本物の紅葉の風景

山の紅葉、町の紅葉 いろいろあって目を楽しませてくれる

 

 

 

 

 

renew:2016/05/12

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