2017年04月28日
女木島、広島について本島の山に挑戦
船の便、私達の体力を勘案して、丸亀発10:40〜11:15本島着〜滞在〜本島発17:10〜丸亀着17:40 結果的にはゆとりのあるスケジュールだった
本島港からハイキングコースの案内に沿って国民宿舎跡まで舗装道路が続き、そこから本格的な登山道となる 泊まり分かれから泊山への道 高無防山から遠見山への下り道 この二つはヤブ漕ぎに近かったが、他の道はほぼ踏みならした道だった
途中瀬戸内海や瀬戸大橋が見えてキレイなのだが、かつてに比べると樹木の成長してかなり視界が制限されてきているのが惜しい 縦走路から見えたかつての壮大な景観を思いつつ足を進めた
同島には小坂島という本島最高峰があるが、今回は情報不足で断念
本島港にある観光センターで少ない本島の山の情報を得ようと思っていたのだが、今回行ってみると閉鎖されていた ネットで得た情報(2年前)を頼りに行くしかなかった
このネット情報はかなり正確でほぼ迷うことはなかった ただ、2年前に比べて樹木や雑草の成長が著しく、ヤブ漕ぎに近いところや瀬戸内海と瀬戸大橋の景観が失われてしまったところも多かった
数年後、このルートが樹木雑草の浸食に対してどれだけ残存しているだろうか? |
登山マップ
本島は丸亀港からフェリーで35分の処にある島
下記マップの時計回りに歩行
フェリーから見た本島の山々
概略スケジュール
丸亀港10:40〜11:15本島港11:20〜11:40国民宿舎跡〜12:10泊山分岐〜
12:15泊山〜12:35金剛峰〜昼食〜13:10右奥の院〜13:30八ヶ峰〜
13:35正覚院13:45〜14:05高無防山登山口〜14:30高無防山〜
14:50遠見山登山口〜15:10遠見山15:40〜16:20本島港17:10〜17:40丸亀港
本島島内歩行時間(休憩、昼食を含む)は約6時間
いざ本島へ
丸亀後発10:40 讃岐平野のおむすび山を見ながら
本島港から先ずは泊山へ
数少ない案内標識を頼りに
本島港から舗装道路を西へ 小烏神社前で右折 JAを左折(写真左) 国民宿舎跡から登山道に入る(写真右)
泊山への登山道
左手は国民宿舎跡 |
仏さんの顔?に見えなくもない |
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瀬戸大橋が見えてきた
泊山分岐
左へ行くと展望所と描いてあるらしい |
足下の木に描いてある標識だがありがたい |
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泊山への道はヤブ漕ぎ |
泊山山頂 展望は無し |
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泊山から金剛峰、八ヶ峰経由正覚院へ
尾根の縦走路 正面は金剛峰 登山道は広い |
左右は樹木や雑草に被われて視界はイマイチ |
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金剛峰山頂
山頂にはこの石碑のみ 国民宿舎と正覚院への方向を示している
展望は不良
八ヶ峰と正覚院が見えてきた |
島の西北にあるフクベ鼻も見えた |
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この後昼食タイム
右奥の院不動堂
磨崖仏があるというのでちょっと寄り道
ライオンのような岩 |
この形 どうやってできたのか? |
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八ヶ峰
直進は八ヶ峰山頂 右折は正覚院 |
山頂 周りの木が高くて何も見えない |
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正覚院
粋な生け花 |
フジとツヅジが真っ盛り |
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ここまでで泊山、金剛峰、八ヶ峰の三座を踏破
高無防山と遠見山へ
ここから高無防山登山口まで舗装道路を歩く
振り返らないと登山口の標識が見えない |
広い登山道だが、ちょっとササが一杯伸びている |
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高無防山への登山道
どこまでも続く笹藪の道 |
この登りの階段はきつい |
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しかし、途中の景観はすご〜い!!!
巨岩と枯れ木の向こうの巨大船 |
瀬戸大橋も遮るものは無い |
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高無防山山頂到着
島で唯一の三角点 残念ながらここからも展望は無し
遠見山への下山ルートは藪漕ぎ
お薦めではない 特に舗装道路(小坂-大浦)への出口付近は道が不明瞭
逆コースを登る場合このルートへの入り口を探すのはほぼ不可能だろう
遠見山登山口
この山の登山道はよく整備されている
天狗の足跡があるという巨石群
歩いてきた道
歩いてきた山が見える 途中でこの景色を見たいと思っていたが、やっと見えた
かつては各所で見えたに違いないのだが
亀岩?
遠見山山頂
山桜の花莚(花莚)に迎えられた
山頂からの展望
ベンチに登ってもこれくらいしか見えない 後数年するとこの景色も見られなくなりそう
山桜の花莚(むしろ) |
花吹雪?? |
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今回のトレッキングはこれでおしまい
最後に、
結果的に6時間かかったが、タップリ余裕があり、これが精神的余裕と心地よさを生んだ
出発前にこの島の情報が少ないので心配だったが、迷うこともなかったし楽しい登山だった
気になることは縦走路に於ける景観が樹木の生長によって年々喪失していくこと
それとルートとなる山道の整備がこれからどこまで継続していけるか
この地の貴重な資源をどうやって守っていくのか、国民的課題ではなかろうか