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 春の山野草「in 香川」(10.03.20)

 


 

物語(時間のある方はどうぞ)

2010年3月20日 

昨年は3月28日に訪れた同じ場所 琴平の奥にある三頭越えへ 今年は一週間早く行ってみた 
昨年はユキワリイチゲとアワコバイモを探し当てたものの、ユキワリイチゲについては勢いがなく咲き具合がイマイチの感がしていた 

今年は早めにと出かけたものの、谷間に入るころから見かける花は数が少ない上にまだ蕾が多く、咲いてもいいような花も垂れ下がっていて、若干の失望感に覆われてきた 

しかし、アワコバイモは今年の方が大きくてキレイなのが見つかり元気が出てきた そうしている内に日が当たり始め、ふと気がつくと、それまでは下を向いていたものばかりだったユキワリイチゲ 上を向いて開いているのが見つかった こんなのもあるんだ、と花の特性を知らずに感心していたら、なんと周りにユキワリイチゲがほぼ全て花びらをシャキッと一杯に広げて誇らしげに我が身を晒しているではないか

そうなんだ ユキワリイチゲは日が当たったら花が開くんだ インターネットで見てきたあの綺麗なユキワリイチゲを心おきなく楽しんだ次第

登山口に側にあるホースから三頭越えから流れてくる清水をポリタンクに一杯詰めて 近くの道の駅で新鮮な野菜を買った

このままでは時間が余りすぎるので、ケスハマソウを見に飯野山へ行くことに 昨年とは逆コース

飯野山の登山口に昼過ぎに到着 老若男女大勢の登山客 相変わらずにぎやかな山 これだけたくさんの人が楽しめる山も珍しい 高度290mの屋島より130m高いせいもあるが、登山スタイルは少し違って、散歩スタイルの屋島に対して飯野山は多くの人がキチンとした登山スタイル 

昨年はマスコミで報道されたことから大勢の人が訪れたようだが、今年は私たちが訪れた時間帯が遅かったせいか全く人影はなし 
しかし、今年もケスハマソウは綺麗に咲いていた 昨年より少し数は減少してはいるものの、白とピンクも含めてたっぷり堪能 近くでヒトリシズカが一株咲きかけているのも見つけた こちらはもう少し後が良いようだ

午後も3時を過ぎたので、帰りは仏生山温泉へよって源泉かけ流しのお湯をたっぷり楽しんで帰宅 身体全体のヌルヌル感 身体全体が炭酸ガスの小さな気泡に覆われる正真正銘の源泉も健在だった

 

 
三頭越



登山口


美霞洞温泉
を過ぎて三頭トンネルの直前に駐車場がある
登山道はこの写真の右手
 




撮影


新しいカメラの本番 高感度のISO、手ぶれ防止機能等々がついているが、
まだまだその性能を使い切れていない

道ばたの石の間からのぞいたユキワリイチゲをクローズアップレンズをつけてねらう
小さな花と同じレベルで撮ろうとすると、こんな姿勢に

右はイチリンソウの芽

   





ユキワリイチゲ

8時半ころから登山スタート 
登り始めて見つけたユキワリイチゲは左のようにまだ開いていないものが多かった

それが日が差し始めると、右の写真のように開いてくる

 



太陽を浴びて一杯に開いた見事なユキワリイチゲ


そこら中にユキワリイチゲが満開
登山開始時に見た蕾も太陽光を浴びて見事に開花

 


ほぼ同じ場所にアワコバイモも

 
 


アワコバイモ

道ばたに咲いているのだが、落ち葉と同系色なので、見つけるのに苦労する
よ〜く目を皿のようにしてゆっくり眺めていると、あちらにもこちらにも咲いている

ほんとに特徴的な形をしていて見飽きしない


 

 

 

 

 

飯野山

ケスハマソウ

白とピンクが入り交じって咲いている

 

 

 

  



ほぼ同じ場所にヒトリシズカが一本咲き始め



梅が満開の飯野山山頂

老若男女大勢の人が登ってくる
目指すは頂上 私たちのように花を目当ての人は少ない?

 

 

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