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石鎚山


 

 

4月19日  この時期どこの山に登ったらいいか 適度の行程があって、山野草があるか雪があるか カタクリは少し早いか? 福寿草はもう終わっているし、そんなに惹かれないし そうだ、4月1日からUFOラインが開通している  それなら石鎚も良いかも

UFOライン入口の旧寒風山トンネル出口には寒風山か伊予富士に登る登山者と車で一杯 人気の山なんだ  UFOラインの途中からガスで視界は50mていど 高松から3時間かかって土小屋へ 
身支度をしている時は冷たい風が強く寒さも倍増 このまま頂上まで行けるのか、と不安に駆られながら出発
土小屋から石鎚山の東陵ルートとの分岐点まではほぼなんの問題もなく ただ北斜面には若干の雪が残っていた 分岐点以降は前日土小屋の人に電話で聴いたとおり、アイゼンが無くてはちょっと危ない場面が続く
沢の部分は殆ど50cm以上の残雪で、何度か雪崩の跡も 下を見ればそのままどこまでも滑り落ちそうな怖い感じ 突然霧が晴れて上方に石鎚山頂が見え、その背景はまっ青な空

二の鎖場の巻き道からは積雪は途切れることなく50cmオーバー 木々についていた樹氷の欠片が積雪の上に一杯落ちて、それが雪の表面に重なって流れやすい 沢のところではシャラシャラと音を立てて流れ落ちていた

土小屋から2時間40分かかってやっと山頂へ 山頂は快晴 北側は雲海、南側は遙か彼方まで見渡せる最高の景観 弥山山頂南側の岩陰に座ると、ポカポカ天気 心地良くおむすび弁当をいただきながら二ノ森や堂ヶ森の雄姿を堪能 私達より先の人が数名、後からもっとたくさんの人が登ってきた 若い外人のカップルも 日本人の若い男の子達は、半袖と短パンで登ってきた さすが、若さ 羨ましい

帰路はアイゼンが効いて楽に下りることができた それでも1時間55分もかかった 少しはガスが晴れて、瓶ヶ森、岩黒山、筒上山、手箱山も見えてきた

帰路はUFOラインにはフキノトウがが一杯 花が開いたのが多く、時期的にはちょっと遅かったか 国道194号線に下りたら道ばたに寒風山からの湧き水が 10Lのポリタンクに一杯詰め込んで 美味しいコーヒー用に 
その場所に咲いていた白い花 本日唯一の山野草であるコンロンソウ

そして西条「武丈の湯」にタップリと浸かって一路高松へ

タイムスケジュール 

5:30時起床 5:50自宅発〜9:10登山口9:20〜12:00山頂12:50〜14:45登山口
〜西条市「武丈の湯」〜自宅

 

(画像はクリックで拡大 拡大しないのもあり)

土小屋

駐車場から土小屋もガスで朦朧としか見えない おまけに冷たい風 
カッパを着込んで最重装備で出発

 

かなりの積雪

アイゼンを装着し慎重に進む 滑り落ちたら遙か下までいってしまいそうな恐怖感有り

 

雪崩れ跡

沢のところではこのような雪崩れ跡がたくさんある 下を見ると吸い込まれそう

 

青空

一瞬ガスが晴れて見えた山頂 一の鎖場の建物が見える
バックはまっ青な空

 

一の鎖場から

天狗の険しい崖がクッキリと見える 私も中高年 危険を冒してまであそこには行けそうもない

 

頂上直下

あの階段を上れば頂上はもうすぐ しかし気を抜けない場所 
正面の木には樹氷が一杯付着している

 

弥山から天狗岳を

険しい天狗岳と、その向こうに筒上山と手箱山が見える

 

二ノ森

西は天気晴朗 二ノ森、クラセの頭、堂ヶ森もクッキリと 
右手前の西ノ冠岳の向こうには松山市が

 

瓶ヶ森

土小屋まで帰ると、ガスは上がってきて瓶ヶ森も見えた

 

石鎚山

帰路UFOラインから まだガスがかかっている

 

コンロンソウ

寒風山からの湧き水を汲む場所で見つけた本日唯一の山野草

 

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