物語(時間のある方はどうぞ)
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2010年8月28日
この日は裏寒風を楽しもうと、高松を出る際には天気も良いし、絶好の登山日和とばかり思っていたところ豊中ICあたりから赤石山系が見え始めると、なんと殆どの山は山頂付近にはとっぷりと雲がかかっている
新寒風山トンネルを抜けて旧道を登り始めると強風とガス、それに雨が降ってきた 気温も17℃と低い 登山口に着くと駐車場はがら空き こんな状況でも登っていく夫婦連れ一組 他の人達は逡巡している様子
私達も準備をして一端登山口まで行ったものの、顔を見合わせて「どうする?」「こんなんでは裏寒風は無理かも」「石鎚にする?」「この温度ではもうブユもいないかも」「石鎚へいってみよう」ということで急遽土小屋を目指しました
土小屋までのUFOラインは大荒れ、暴風雨、とガス 視界が悪いのでライトを点けて慎重に 石鎚が近づいてくると道ばたにオタカラコウの群生が やっと土小屋へにつくと、この天気なのに大勢の人がウロウロしていた さすがメジャーな山
雨がやまないので、私はカッパのフル装備 カメラはカッパの中へ 望遠とマクロレンズは車に残して カミさんは上着のみカッパ ところがスタートして直ぐ雨が止む とカッパでは暑くてたまらない 脱ぐ しばらくするとまた雨が降り出しまたカッパを着る しばらくするとまた雨が止む 暑い 脱ぐ また雨 着る 止む 脱ぐ 着る の繰り返しとなり、カメラはリュックの中へ
そして一番の大敵 ブユ いました こんなに涼しくなっても少しでも立ち止まると群がってくる スタートして直ぐにブユよけネットを装着 でも、私達以外にネットをつけている人は誰もいなかった
途中で「それは何のためですか?」「良いものをしていますね」「どこで売っていますか?」………とたくさんの人に訊かれた
四国の山で、特に西に行くにしたがってブユが多くなる ブユの怖さを知らない
の??
こんなことをやりながら東陵ルートとの分岐点付近からは北斜面となり、ここが期待のお花畑 カメラはリュックの中なので撮影はできないが次々とこの時期の花
が現れて目を楽しませてくれる
先ず、ハガクレツリフネ、オオマルバノテンニンソウ、シコクフウロ、ミヤマトウヒレン、ギョウジャアザミ、シラヒゲソウ、ツルニンジン、レイジンソウ、サラシナショウマ、上の方には終わりかけのダイモンジソウそして初対面となったミソガワソウ
カミさんと二人だけ花々に見とれて歩が進まず次々に抜かれていってしまう でも、山野草に興味のあって立ち止まる人はいない 本当に一人もいない?
登りがきついのでそんな余裕がないのか?もしれません
かくいう私達も石鎚は久しぶり これまで寒風山に慣れすぎてきてペース配分が分からなかったのか、それとも体力が低下したのか、次第に歩がスムーズに進まなくなってきた 私も足が上がらなくなって呼吸が苦しくなってきたが、特にカミさんはきつかったみたい 帰宅後もグッタリしていた
土小屋から山頂まで2時間半 山頂で風をよけてシートを敷き、座っておむすびをいただいたりお茶を飲んだり 山頂広場にはたくさんの人 雨が降って、風が強く、ガスで見晴らしは悪い でも、来ているんです カップルで、家族であるいはグループで この強風下でコンロでお湯を沸かしている人も
そして恐ろしいことに、殆どの人は岩の上に上がって真の頂上である天狗がガスで見えないことを確認して諦めて降りるところ、天狗を目指す一行がいました
30分休んで下りは雨が少なめ 登りで見た花々をカメラに収めながらだったので2時間もかかって土小屋へ到着
土小屋からUFOライン、旧寒風山トンネル経由、寒風山の水を汲み、西条の武丈の湯に浸かって、午後8時前に無事帰宅 朝自宅を出てから14時間でした |
タイムスケジュール
自宅 5:50〜8:30 寒風山登山口 8:40〜9:30 土小屋 9:45〜12:15 山頂 12:45〜
14:45 土小屋 15:00〜16:40 西条武丈の湯 18:20〜 19:50 自宅
Google MAP
高松からのルートは高速で西条ICで降り国道11号線を西へ 直ぐに左折(産業道路は入らない)
鴨川を渡って直ぐ左折 194号線を南進 新寒風山トンネルを抜けて
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@直ぐに左折(180度) 旧寒風山トンネル南口から瓶ヶ森林道(UFOライン)に入り 土小屋Ⓐへ |
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A直進 戸中で右折し県道40号線へ 長沢ダムを過ぎ よさこい峠でUFOラインと合流 土小屋Ⓐへ |
@のコース(MAPでは北側のルート)がお奨め
大きな地図で見る
土小屋駐車場
正面に石鎚が見えるはずだが、全然
雨が降り出し、風も強く、ガスが左から右へ流れが速い

ガスの中
この時は雨が止んでいた 風は左から強く吹き上げる

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ガス、そして強風と雨 |
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雨が降ったり止んだり
気温は17℃ しかしカッパを着ていると大汗をかくのでカッパの上着を脱ぐ しかしまもなく雨が
またカッパを着る 雨が止む 脱ぐ 雨が降り出す 着る 止む 脱ぐ………………
写真ではカッパを脱ぐためネットをはずしている 直ぐにブユが顔や手に群がってくる

山頂
ガスがかかっていて天狗は見えない しかし、登山者はひっきりなしに登ってくる
そしてここで証拠の写真を撮るので、その合間を縫って

下山途中
このあたりから中央に石鎚の東陵が見えるのだが、この日は全く姿を見せなかった

この日出会った山野草達
ツルニンジン

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アキノキリンソウ |
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ハガクレツリフネ

左の写真で花が上の葉っぱの裏側中程から伸びてきているが見えますか?
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シコクフウロ |
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サラシナショウマ

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イシヅチボウフウ |
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シオガマギク

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オオマルバノテンニンソウ |
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ギョウジャアザミ

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ミヤマトウヒレン |
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ミヤマヒキオコシ |
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レイジンソウ |
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シコクブシ |
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言わずとしれたトリカブト 怖い花 四国のあちらこちらにたくさん咲いている |
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ミソガワソウ

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シラヒゲソウ |
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オタカラコウとミソガワソウの群生地 |
ミソガワソウ(白と薄紫) |
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オタカラコウ |
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オタカラコウとメタカラコウの違いは?
簡単にはオタカラコウは花びらが5〜9枚、メタカラコウは1〜3枚
オタカラコウはごつい感じ、メタカラコウは小型で繊細な感じ
らしいですが
メタカラコウ

ススキ
もう秋が直ぐそこに その気配が漂っていました
