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一 ノ 森

いち の もり

 


 

1月20日(土) 1週間前の天気予報で悪天候が予想されていたが、前日の予報は晴れ時々曇り ならばGO 難関は国道438号線剣山スキー場を越えて夫婦池までの日当たりの悪い積雪が多く凍結した道路 昨年塔丸の時ここでクラウンでの走行を断念し、ここからと歩いた 今回はパジェロイオ 四駆に切り替え、それでもダメならチェーンもある 問題なく通過

見残しでは私達を含めて車3台 登りはじめから登山道は積雪が凍結 早速アイゼン装着する 西の展望が開けると、そこにはまだ登っていない三嶺が、昨年訪れた次郎笈、塔丸がくっきりと 丸笹山や赤帽子山も目の前に 登山したときのことを思い出しながらシャッターをきる

 

国道438号線から見た剣山・次郎笈

(画像はクリックすると拡大します)

 

三嶺・塔丸・矢筈山(西島駅から)

 

丸笹山・赤帽子山(西島駅から)

登るにつれて視界は開け展望はドンドン良くなる 西島駅から刀掛けの松経由山頂へ 凍結はしているが、気温は余り低くはないようで、木々の枝についていた霧氷がパラパラと落ちて、一見霜柱が雪面に落ちているかのよう

刀掛けの松

 

山頂には誰もいない 何処を見ても誰もいない これまで何度か剣山にきたが、これほどまでに無人で静かな佇まいは初めて 私達夫婦だけで剣山を独り占めにしている たっぷりとこの光景を堪能しなくては
遙か彼方の三嶺に雲がかかり始めた 

剣山山頂

と、よ〜く目を凝らすと、次郎笈の山頂に人影らしきものが動いているのがかすかに見える 私達だけではなかったのだ

山頂ヒュッテ前の椅子に腰掛けローソンのおむすびをいただいたが、その間にも急激に体温が下がってくる 慌ただしい食事後は初めての一の森へ出発

見かけはすぐそこにあるように見える一ノ森も、二ノ森まで下がって上がり、二ノ森からまた下がって上がり思いの外アップダウンがある 思いの外雪が溶けかけていて、アイゼンをつけていてもずるっと滑って歩きにくい それでも40分程度で一 ノ森山頂へ 途中にはシコクシラベの保護林もあり、春秋の散策にはもってこいのルート

 

一ノ森・槍戸山

 

二ノ森


途中の道は登山者のトレースがあり、道もしっかりしているので迷うことはないのだが、ちょっと記になる足跡が
この山にはニホンカモシカが生息しており、登山道にもそれらしき足跡がいっぱいあったが、今回はそれと違って大きな丸めの足跡が ヒョッとしてクマ?(帰宅して本で調べたら、ツキノワグマが生息しているとのこと ギョギョッ、ドッキリ でも何でこの時期に? 冬眠していないの?) 

食害(クマ?カモシカ?)

一ノからの眺めは初めて 剣山、次郎笈の間遙か彼方に三嶺、次郎笈の左奥には石立山 剣山の右には矢筈山が 

 

一ノ森山頂

 

一ノ森から次郎笈・三嶺・剣山・矢筈山

一ノ森の南には槍戸山がすぐそこに見えるのだが、13時を過ぎており往復1時間以上かかりそうなので今回は断念 元来た道を今度は登っていくので、さすがにしんどく感じられ、途中幾度も休みながら剣山ヒュッテへ
下山は大剣神社を経由して、名水百選「剣山御神水(つるぎさんおしきみず)」を汲んで下山

 

雪の花

 

霧氷(落下しそう)

タイムスケジュール
6:50自宅発 9:20見残し着 9:40見残し発 11:40山頂着 12:10山頂発 12:50一ノ森着 13:15一ノ森発 14:15剣山ヒュッテ 15:00西島駅 15:35見残し着 18:20仏生山温泉 20:00頃自宅着 

 


 

renew:2016/05/11

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