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 伊予富士

いよふじ


 

物語(時間のある方はどうぞ)

12月20日 この時期伊予富士や寒風山には雪が降っているのでは、との期待から久しぶりに伊予富士へ 四国の山へ足を踏み入れてから石鎚山系初めての山だったが、今回で3回目

ところがほとんど雪は無し 西条市内から石鎚山には雪が見えるので期待していたのだが それでも人気の高い伊予富士や寒風山にはたくさん登る人が多いのでは、と思っていたが、これまたはずれ この年末の景気の悪さからか、駐車場もまばら 

もう一つの期待の雲海も無し 前回寒風山に登ったときよりも暖かい 雪も少なく、当然のことながら樹氷も無し 登るにしたがい、暑くなってきて手袋、コートの下に着ていたセーター、それにとうとうコートまで脱がなくてはならないくらい暑くなってきた

桑瀬峠から寒風山と反対側の登りは笹原ではじめは心地いいが、少し北斜面に入るとそこには雪が アイゼンをつけようかと迷いながらもとうとう支尾根を通過すると、そこには伊予富士の絶景が待っている

私たちの前に数組の人が登っているようだ 最後の急登を登り始めている人たち、山頂に何人か見える 最後の急登はアイゼンが必要だろう と思っていたが、そこまで行くと今回はアイゼン無くても行けそう
上から何人か降りてくる それもなぜか追い立てられているように 何があったのか?

山頂に登ってみて分かった 強風だ かなりきつい それに空の色がだいぶ悪くなってきた 頂上には誰もいない 大急ぎで写真を撮る 本当は望遠レンズで撮りたいのだが、あまりの強風でそれを取り出す余裕が無くなってきた 以前天狗塚で天候急変で暴風にあって、そのときは吹き飛ばされそうになって経験があるが、そのときに比べたらまだ風の勢いは弱いとは思ったが、これから急勾配の下りを降りなければならないので少しくだった所で風をさけてアイゼンを装着 雪のある急勾配を慎重に下る 

途中で風が当たらない笹原で昼食を取って、時間はたっぷりあるので、ゆっくりと降りた 途中で何人か登ってくる人にも出会った さすがにメジャーの山なんだ こんなに風が吹いていても登ってくる人がいる 前回の中津山とは大違い

帰路は新寒風山トンネルの北側で寒風山の水をたっぷりと汲んで帰宅 そして久しぶりの「武丈の湯」でゆったりと癒されて

 

登山MAP

カシミール 

西条市から国道194号線を南進 新寒風山トンネルを抜けてすぐ標識にしたがって左折 
クネクネした道を上って旧寒風山トンネル出口へ ここが伊予富士・寒風山への登山口

 

Google MAP

 
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タイムスケジュール

自宅発6:30〜8:40登山口9:00〜9:50桑瀬峠10:00〜11:25伊予富士山頂11:30
〜(途中20分程度昼食)〜1:05桑瀬峠〜1:50登山口


(歩行時間 約4:30)
 

登山口

旧寒風山トンネル出口の登山口駐車場には普段より車が少ない
旧寒風山トンネルを通ってここに来る人もあるが、この道は落石が多くおすすめではない
 
左のUFOライン入り口は12月1日からゲートが閉まって3月31日まで通行止め 

正面の登山口へいざ出発

 

桑瀬峠

桑瀬峠までは南斜面なので、風もなく予想外に暖かい 
先日の寒風山は樹氷で真っ白だったのに、今日はほとんど白さが見えない 

ここから西側への道を取って伊予富士へ 遙かに伊予富士が見えてくる

 

支尾根

桑瀬峠から伊予富士への道の途中に支尾根があり、その部分は日陰で雪があり、凍結している 
アイゼンをつけようかどうか迷いながらも何とか通過 

今回が初めてではないので、危険度は予想できていたが、危ない箇所もあるので注意

 

支尾根からの寒風山

寒風山にちょうど雲の影がかかってしまって残念だったが、バックの笹ヶ峰、ちち山、冠山は綺麗に見えた

 

支尾根からの伊予富士

支尾根を超えた所で一気に西への展望が開け、そこには伊予富士の絶景が待っていた

 

伊予富士のパノラマ

雪が少なく、少し物足りない雰囲気だが、パノラマにしてみると、やはり迫力がある

 

最後の難関

山頂直下の最後の難関 急登に加えて、日陰のため残雪と凍結が厳しい 
かつてこの地点の凍結が激しく、ここで引き返した人がたくさんいた
ここはアイゼンをと思っていたが、予想外に足下がしっかりしているので装着せず 

右側の写真は頂上から降りてくる人たちを写しているが、なぜか急いでいる雰囲気 なんで?

 

伊予富士頂上

一見青空のいい天気に恵まれているように見えるが、実は西からの強風が吹いていた 
西側の空は急速に暗い雲に覆われつつあり、これでは頂上でゆっくり昼食というわけにはいかない 

私たちも大急ぎで下山開始 強風と雪のため下山はアイゼンを装着

 

伊予富士から寒風山方面

相変わらず雲が多く、

 

赤石山系

遙か一ノ谷越えの尾根の向こうに赤石山系がのぞいていた

 

伊予富士から石鎚方面

西側は急速に雲に覆われつつあり、石鎚山は雲がかかっていた 
やや逆光気味だったのが残念

 

 

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