homepageへ

寒風山(08.08)

か ん ぷ う ざ ん


 

 
 

8月24日 前回の東赤石から約1ヶ月 

そろそろ暑さも峠を越したので高い山が恋しくなった 暑さあけの第一弾はお気に入りの寒風山へ 
自宅から2時間程度、登山口から山頂まで2時間から3時間で木陰も多い、山野草がたくさんある 私たちのお気に入りの山の条件 その一つが寒風山 

1週間前reikoさん達が登って、たくさんの花を見つけたようなので期待していたが、案の定登りはじめから桑瀬峠までの間に早速山野草が目に飛び込んでくるので、その撮影でなかなか進めない 

第一のハシゴの手前にホツツジが一杯咲いている、そしてソバナの群生、昨年目にしたシオガマギク、その近くになんとミヤマトウヒレン、ミヤマヒキオコシと初対面
今日は一眼レフの解像度を高くして、さらにクローズアップレンズを装着していたのでかなりいい写真が撮れたのでは バチバチ撮りまくった

樹林帯と抜けるとクマザサの茂る登山道となるが、シコクフウロの群生に目を奪われる 私たちを追い抜いていった人たちが下山してくる 「山頂はガスで何も見えない」といって落胆した様子

景色を見に行く人たちにはそういう言葉しか出てこないだろうが、山野草に心を奪われている私たちにとっては景色は二の次 とりあえず山頂 2時間45分もかかった 写真を撮らなければ2時間とちょっとでいけるだろうが

ガスがかかった景色をおにぎりをいただきながら眺めつつ少し休んでやおら下山にかかる 登ってくる人との会話の中で、タカネマツムシソウが咲いている場所がわかった
登山道から少しはずれた場所に行ってみると、やはりここは怖い 確かにタカネマツムシソウは一杯咲いていたが、ちょっと足を踏み外せば断崖絶壁を転がり落ちることになりそう
チャボツメレンゲもこんなところにあるのだろう でも私たちは無理をしない いつか会えるのだから、それまで待っていよう
ということで楽しい寒風山のお花見は終わり

帰路寒風山トンネルの北側の道路沿いに美味しい水が噴き出している 持参したポリタンクやペットボトルに満杯に詰め込んで 一週間くらいは楽しめそう

西条市内の武丈の湯でたっぷり癒されて 愛車レクサスは快調 あっという間に自宅へ帰還 


タイムスケジュール

6:30自宅発〜8:35登山口8:50〜11:35山頂12:05〜13:40登山口
〜14:40武丈の湯16:20〜17:50自宅着
 



中腹から桑瀬峠を見る

この日はガスでほとんど見晴らしはない 

眼下の桑瀬峠には数人の登山者が見えるが、
寒風山に登るのか、伊予富士へ登るのか この日は半々くらい?



私たちの登山スタイル

山頂は14℃ ジッとしていると汗で寒くなってくるくらい 

写真を撮りながら登るのでほとんどの人に追い越されてしまう
登っている間は汗もかくが、山頂で食事をするときには少し寒さも感じた

 

 

山頂直下の枯れ木
 

この向こうには左手に笹ヶ峰、中央には冠山が見えるはずなのだが………

 

この日出会った花々

ミヤマトウヒレン、シオガマギク、ソバナ、タカネマツムシソウ、ホツツジ等のお目当ての花々に満足
  
チャボツメレンゲ、タマガワホトトギス、テバコマンテマ、ミヤマカラマツにも会いたかったのだが

アキノキリンソウ アキチョウジ  (一輪だけ開花)

   
ギンバイソウ ヒメキンミズヒキ

   
ヒナノウスツボ ヒヨドリバナ

   
 
ホツツジ
 

ホツツジには初めて出会った たくさん咲いているとそんなに目立たないが、
右の写真のように木陰にひっそり咲いている花をアップで見ると、何とも繊細な花

   
   
   
キヌタソウ コカラマツ
   
メタカラコウ ミヤマヒキオコシ
   
 
ミヤマトウヒレン
   

この花も初めての出会い 右の画像は咲き始めで、左の画像は、満開の状態 
木陰でひっそりと咲くわりには派手な花だ

   
   
   
ミズヒキ モミジガサ
   
ナガサキオトギリ ニガナ
   
リンドウ  (開花までもう少し) シコクフウロ

   
シモツケソウ シオガマギク
   
   

ソバナ

   

清楚で、日陰にひっそりと咲く 薄紫のきれいな花 もう少しいい名前をあげてもいいくらい 
ツリガネニンジンやオトメシャジンを連想するが、一回り大きいように思う

   
   
   
タカネマツムシソウ  (危ない所に群生している) タカネオトギリ
   
 ツルリンドウ ウツボグサ
   
ヤマジノホトトギス ヤマトウバナ

homepageへ