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 寒風山(09.03.01)

かんぷうざん


 

物語(時間のある方はどうぞ)

2009年3月1日 昨年12月20日に伊予富士に登って以来2ヶ月半ぶりの本格登山 年末年始、母のケガ、私たちの体調不良、そして孫の誕生のために忙しかった

久しぶりの登山なので、登り慣れた寒風山を選んだ この時期寒風山には雪を期待したのだが、ほとんど雪は無し 西条市内から石鎚山には雪が見えるので期待していたのだが 駐車場もまばら 

登っても登っても雪は無し おまけにガスがかかって視界は不良 桑瀬峠からも伊予富士や寒風山も見えない ただ、だんだんと霧氷が現れてきて、形は細いものの真っ白い姿は山に色を添える

山頂に着いても東西南北遠方の山はガスで見えず 斜面に座っておむすびを食べていたら、急にガスが消え始めて、あっという間に遠方に山々が見えてきた こんなこともあるんだ

久しぶりの笹ヶ峰、ちち山、冠山、平家平、西には伊予富士、手箱山、筒状山、岩黒山、西黒森、瓶ヶ森等々そうそうたる石鎚山系の雄姿にしばし見とれた

ガスのため、登りの途中は景色も見えず、写真も撮らずだったので所要時間は2時間を切り、下りもドンドン調子に乗って下ったので、トータル歩行時間は3時間ちょっと 最近こんなに速く登ったことはなく、道理で途中 息が苦しく、心臓がバクバクだった

帰りの道すがら、車を止めて春の楽しみであるフキノトウを 今夜のお酒のおかずはフキノトウの天ぷら 苦みと香りを十分に堪能した

もう一つ 新寒風山トンネルの北側で寒風山の水をたっぷりと汲んで そして久しぶりの「武丈の湯」でゆったりと癒されて 大満足の帰宅となった

 

登山MAP

カシミール 

西条市から国道194号線を南進 新寒風山トンネルを抜けてすぐ標識にしたがって左折 
クネクネした道を上って旧寒風山トンネル出口へ ここが伊予富士・寒風山への登山口

 

Google MAP

 
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タイムスケジュール

自宅発7:00〜9:15登山口9:25〜10:12桑瀬峠10:22〜11:23寒風山山頂11:52〜13:15登山口


(歩行時間 約3:10)
 

登山口

昨年の暮れに伊予富士に登って以来2ヶ月半ぶりの登山
偶然だがあの時とほぼカメラの同じアングル
 
登山口駐車場には普段より車が少ないようだ 今は端境期?

雪が全くない〆が物足りなく、残念

正面の登山口へいざ出発


 

 

桑瀬峠

バックに伊予富士が見える位置なのだが、猛烈な勢いで後から後からガスが流れて来て伊予富士を見ることができない
登山口からここまで1時間を切って登ってきたので頭から湯気?が出ている 

 

登山道


桑瀬峠を過ぎても雪はなく、おまけにこのように猛烈なガスで視界は全く閉ざされてしまっている 
今日はついていない しかし、次第に霧氷の気配がしてきた

 

霧氷

昨年の霧氷に比べるとかなり小振りだが、それでも霧氷は霧氷 遠くから見ると真っ白が映える
それに風で霧氷の欠片が降り注いでくるのは良い気分




 

絶壁展望台


途中の絶壁展望台(私が勝手に呼んでいる)の真下 風も強く、ガスの流れが速い 
展望台もかすかに見える程度 このあたりから樹氷は本格的に

 

急坂

数カ所あるステンレスのハシゴを風に飛ばされないように慎重に登る 
勾配のきつい箇所だ 左側は断崖絶壁 危ない危ない


 

 

霧氷群

一登りして振り返るとこの光景 霧氷自体は細いが、全体の風景は風情がある


 

山頂間近

ちょうど青空に遭遇 わずか2〜3分間 あっという間に青空は消えた

 

山頂

いつもの記念写真 登頂直後はガスで視界はなかったが、食事をしている間にこのように視界が回復した
私たちの前に登っていた人はこの風景を見ることはできなかった




山頂から東の展望

笹ヶ峰はやや霞んでちち山は見えていないが、冠山と平家平はクッキリ

(画像クリックで拡大)

 

山頂より笹ヶ峰とちち山

しばらくしていたらガスが晴れてちち山も見えてきた

 

山頂より冠山と平家平

 

山頂より西側の展望

少し霞が残っていたのと、時間的に逆光になるためすっきりした光景ではないが、
ここまでガスで全く見えていなかった光景が忽然と出現したことに大感激

(画像クリックで拡大)


 

見返りの寒風山

下山の途中寒風山を振り返ると登りでは全く見えていなかった景色があった 
人を寄せ付けない厳しい表情をしている 特に正面の急勾配の登りは難所だ 

でも、だから登りがいのある山なのだ それにもうすぐ花の季節にはたくさんの花が登山客を魅せる

午後になってもまだ霧氷は残っていた

 

春の色

車道横にはもうフキノトウが 綺麗な色、香り、そして天ぷらは最高だった

 

 

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