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 寒風山(11.12.05)

かんぷうざん

 
カミさんの登山靴買い換え後の試運転を兼ねて寒風山へ
この日はウィークデー 通勤割引制度を有効利用して休日割引と同じ高速料金で

高松の天気は良くても西条市から見る石鎚山系はガスの中
少しがっかりしながらもヒョッとして霧氷の期待、しかし気温が高そう
でも登山口に近づくと、ガスの切れ間に白いものが見えた

駐車場には数台の車しかいない さすがウィークデー でも全くゼロは寂しい

いそいそと登山開始 カミさんの新しい登山靴は快調のようだ 足が速くて追い切れない
桑瀬峠に45分で着く いつもより10分も速い 私も快調

霧氷は桑瀬峠からもう一歩登って北風が当たる尾根に出たところから本格的となった
北斜面は1cm以上に成長した霧氷で真っ白だが、尾根の直ぐ南は極端なほど霧氷はない
これまでに何度か寒風山の霧氷を見たが、最高の部類だろう

山頂付近もガス一色 ガスが切れて絶景が顔を覗かせる 
その瞬間に懸命にシャッターを押すが、あっという間に変わっていく

寒くなってきたのと全視界回復は無理と判断して下山開始

しかし、8合目付近で一瞬のうちにガスが消失 寒風山のみならず360度の視界が回復した
山頂に残っていた人たちの姿も視認できる さぞ喜んだことだろう

しかし、ガスの中で見た霧氷のあの幻想的なシーンは360度の絶景よりも印象に残る




旧寒風山トンネル南口(高知県側)
が登山口 


大きな地図で見る  

 

登山口から桑瀬峠

ウィークデーのため駐車場は閑散と 石鎚山方面へのUFOラインの入り口は閉鎖(写真左)
桑瀬峠直前 この上はすでにガスで真っ白の世界 今日もがっかりの日か?(写真右)


 

真っ白な霧氷の世界

桑瀬峠までは視界良好 峠を越えると、ここからはは打って変わってガスの中に
その中で真っ白な桜を思わせる幻想的な霧氷の絶景が待っていた

 

 

 

 

 

霧氷を拡大すると

風の中の過冷却された水蒸気が枝に当たって結晶化したもので、瀬戸内海に面した北斜面の樹木に見られる
尾根を越えると嘘のようにその姿を見ることはできない 南斜面には殆どない 一目瞭然
 
大きいもので1〜2cm 風の吹き付ける方向に向かって成長していく


 

山頂直下のピーク

殆ど真っ白なガスに中だったが、一瞬山頂直下のピークが姿を現した 
二人で何枚も撮ったうちの一枚
 
空は晴れているようだが、ガスはなかなか消えない

 

山頂

ガスが切れた山頂 しかし、周囲のガスはまだ残っており視界は100〜200m程度

 

下山途中

次第に視界が回復してきた

 

ガスが晴れた山頂

あっという間にガスが消失 山頂が綺麗に見える(ほぼ中央のなだらかなところ)
まだ残っていた人の姿も見えるくらい視界は明瞭 彼らもさぞ喜んでいることだろう

この時間に登ってくる人も 綺麗な景色に喜んだことだろうが、
あの幻想的な霧氷のシーンを見ることはできない

 

展望台(8合目くらいの断崖絶壁)からの光景

真下に絶景の霧氷群 北斜面だけが真っ白(写真左)
振り返ると青い空と霧氷のコントラスト(写真右)

 

霧氷群の全景

上記写真左の水平に見える尾根伝いの登山道から振り返る 
もう昼過ぎ この時間には普段は消えてしまう霧氷 まだ消えていない

 

大きな氷柱


 

 

 

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