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 寒風山(12.08.09)

かんぷうざん


山野草が豊富なこの山に惹かれてまたまたこの暑いさなかに
もう咲いているという情報を聞けばもうジッとしてはおれない

ウィークデーもあって珍しく人が少ない一日だった
出会った人はただの一組だけ 他の人の声が聞こえてきたが会うことはなかった

ホントに誰に気兼ねもなく、登山ルートの脇道へ入ったり出たり
タップリと時間をかけて山野草を探し、心ゆくまで堪能した

イワタバコ、タカネマツムシソウ、ミヤマカラマツ、テバコマンテマ等々と出会うことができた

おかげで山頂近くの裏寒風下山口まで登るのに、4時間も費やした
さすがに老体に無理がかかり、下山途中にカミさんの足が攣る、というアクシデントも

何とか登山口まで生還できた

 

 
アクセスルート図(Google Map)


旧寒風山トンネル南口(高知県側)が登山口 


大きな地図で見る  

 

登山ルート図(カシミール画像)

登山口から通常登山ルートを上り、山頂近くで左折し裏寒風ルートへ

裏寒風ルートの急斜面を下っていくと旧寒風山トンネル北側に降りるが、
その途中から元の通常登山ルートに合流し下山

ルートのイメージ図(GPSの軌跡ではない)





登山口


ウィークデーに加えこの暑さのためか登山者は少なく、駐車場もガラ空き

 

崩落痕

伊予富士方面へのルートはこの上の尾根を通る
この崩落は年々進行しており、いつか伊予富士へのルートも崩れるかも

 

桑瀬峠

高松は晴れていたが、この周辺はガスが断続的にかかる
景色は悪いが直射日光に当たらずにすむのでありがたい

私たちにとっては山野草が一番で景色は二の次 

 

ガス

お目当ての場所に近づいてきたらガスが濃くなってきた
雨までは許すが、雷はきてほしくない

 

本日最高地点

真正面奥に山頂が見える 普段なら山頂まで2時間~2時間半だが、本日はここまで4時間かかった
ここで昼食 靴を脱いで足を休める 

昼食後はいよいよ裏寒風ルートへ ここから左側へ急降下が続く

 

裏寒風の急斜面

橋本さんが設置してくれたこのロープがなければこのルートは無理
この後も崩れやすいザレ場が続く

裏寒風ルートを降りていくと途中で道が西方向へほぼ水平移動となりしばらくすると三叉路となる
右折して下に降りれば旧寒風山トンネル北側へ降りる道 直進すると急勾配の登りとなり通常登山ルートへ繋がっている

 

この日であった山野草たち

(写真はクリックで拡大)

ヤマジノホトトギス
   

 

タマガワホトトギス
   
この山で初めてであった それにしてもたくさん咲いている
   

 

ヒナノウスツボ

咲いたばかりの小さな花に小さな虫が蜜を吸いに

 


黄色の花たち
 

ヒメキンミズヒキ


 

ダイコンソウ タカネオトギリ
   

 

ニガナ コナスビ
   

 

イワタバコ

時期的に少し早かったが、キレイな姿を観ることができた

 

フシグロセンノウ
   


 

ミヤマカラマツ

 

お花畑

いろいろな山野草が咲き乱れているが、この右手は断崖絶壁
飛び降りたら200~300mは空中遊泳ができる

私は安全第一なのでここまでしか近寄らないが、カミさんはスルスルと行ってしまった
この写真は崖の上から振り向いて私を撮ったもの 手前に咲いているのはタカネマツムシソウ

   
   
シモツケソウ
   
   
   
タカネマツムシソウ オニユリ
   
   
   
ホソバシュロソウ スダレギボウシ
   
   
   
ウチョウラン
   

 

コウスユキソウ

ここまでお花畑の山野草

 

 

シオガマギク シコクフウロ
   
   
   
チャボツメレンゲ コメツツジ
   

 

 

テバコマンテマ


 

 

   
   
ナンゴククガイソウ
   

 

メタカラコウ

   
シシウド ノダケ
   
   
   
ハガクレツリフネ
   
   
   
ヤマアジサイ
   
   
   
ギンバイソウ ホツツジ
   

 

アサギマダラ


 

ということで、この度はゆったりと寒風山をほぼ独り占め(二人で)にして山野草を十分に堪能した次第
体力的にちょっと無理をしすぎたが、これからは十分休憩を取りながら楽しみたいと思う

 

 

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