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 寒風山(13.01.09)

かんぷうざん


2013年(平成25年)の初登りは昨年9月以降登っていない寒風山を選んだ
この時期、雪山を楽しませてくれることと、やはり霧氷

しかし、この日は冬型の気圧配置となって風が強く、加えて桑瀬峠より上はガスの中 

幸いなことにアクセス道路にはチェーンを使うほどの雪はなかったが、
さすがにこの日にこの山に登ったの私達を含めて5人だけ

桑瀬峠を越えて登っていくとガスで視界は無いがやがて霧氷がその姿を現してくる 
木の幹や枝に霧氷がビッシリと付着し、まるで白い幹に白い花、その霧氷の枝に囲まれたトンネル・・・・

足下の雪は少ないもののアイゼンは必須 アイゼンの刃が小気味良く食い込んで歩きやすい
あまり写真を撮らなかったのでいつもとほぼ同タイムの2時間で山頂

我がカミさんが快調に飛ばしたので、私も釣られてペースアップしたようだ
しかし、この歳で、この雪でこのタイムはしんどかった

山頂にはこの山の達人で私達にいろいろ教えていただいたHさんとカメラ仲間の姿が
橋本さん達はこのド寒いのに1時間も立ち尽くしガスが切れる一瞬を狙っていた

立ち話をしていた思いがけない一瞬に目の前のガスが切れ、雪化粧のピークが忽然と出現
そして再びガスの中へ消えていく この一瞬を逃さずにシャッターを 押したつもり

冷たい強風が吹きすさぶ極寒の山頂での短い時間でも手足も急速に冷えてきたので、
私達は急いで食事を済ませおいとまして下山開始

下山途中、ガスが切れ始め、青空と霧氷に覆われた寒風山のコラボがすばらしくキレイだった
寒くなければもう少し立ち止まって眺めていたい寒風山だった


今日も愛機の一眼レフ画像とともにカミさんのコンデジ画像を併用しながらページを作成した
(カメラは私の方が高価だが、シャッターチャンスや画像構成はカミさんに脱帽)

 
アクセスルート図(Google Map)


旧寒風山トンネル南口(高知県側)が登山口 


大きな地図で見る  

 

登山ルート図(カシミール画像)

ルートのイメージ図(GPSの軌跡ではない)





登山口

空は晴れているようだが冷たい風が強い さすがにこんな日に登る人は少ない 
この2台と私達のパジェロ、もう一つの駐車場に1台 そして後からもう一台 合計5台 7人 
うち2人は伊予富士へ向かったようだ

アクセス道路には殆ど雪はないが、日陰ではアイスバーン状態 
カーブでわざと急加速すると新品タイヤのパジェロでもスーッと横に滑っていく

こんないたずらをせずに慎重に走ればチェーン無しで何ら問題は無かった

道路も、登山道も雪は少ないようだ ちょっと安心だが、ここからアイゼンをつけてスタート





登山道

登山口からしばらく続く急登をあえぎながらやっと越えたところ 
今日はカミさんのペースが速くてついて行きかねる 
「待ってくれー」なんて言えないし

(カミさん)



霧氷のオンパレード
 

桑瀬峠直前 いつもの定点ポイントだが、
ガスが濃くて寒風山は見えない 
峠を越えると霧氷らしき雰囲気が漂ってくる 
あまり太くはないが霧氷だ
   
   
桑瀬峠 から一登りしたところ  本来ならばこの左前方には寒風山の雄姿が見えるのだが ガスが濃い
霧氷のトンネルを通過していく
本格的な霧氷群の始まり 風が強いところは霧氷が吹き飛ばされて時には雪のように飛んでいく 
足下には飛び散った霧氷が新雪のように積もっている
   


岩場の急登にはハシゴがなくては登れない 先人の努力に感謝しつつ

ここ北斜面の霧氷は風が直接当たるので太い
風上に向かって霧氷は成長していくから 

幻想的な霧氷のシーン
   
  (カミさん)
   
霧氷のクローズアップ
   
   
山頂直下の霧氷群(写真左)と やっと見えた山頂(写真右)
   
(カミさん)  

 

山頂の一瞬

山頂でこの山の達人であるHさんとカメラ仲間と出会い、立ち話 
ガスの切れ間を狙って霧氷の景色を狙ってすでに1時間以上待っているとのこと

とその時ガスが切れて霧氷に覆われたピークが出現 間髪を入れずシャッターを押した





下山時の景色

山頂は風が強く、立ち止まっているとドンドン体温を奪われていく
手足の先端の感覚が失われ、痛い感じ 凍傷間近だ

大急ぎでおむすびと菓子パンをほおばり、まだまだがんばる様子のHさん達と分かれて下山開始
登るときよりガスが薄くなり、登りでは見えなかった景色も見えてきた

   
   
   
(カミさん)  

 


途中の展望台


普段はあの岩の上から絶景を楽しむのだが、風も強いしガスもあるのでパス 
下りながら振り返ると、なんとガスが切れて青空に映えていた

(カミさん)

 

寒風山が一番キレイに見えるところ


うまいことにガスが切れて寒風山のほぼ全容が現れた 
青空を背景に絶え間なくわき起こるガスで山頂は覆われているが、

これこそが寒風山の寒風山らしい景色(カミさんの画像)
クリックしてもう少し大きな画像もどうぞ(私の画像)

(カミさん)

 

 

 

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