homepageへ

剣山(13. 10.30)

つるぎさん

 
 

2013年10月30日 

5月に徳島の山に登った際に、カミさんが高度差による気圧変化で突発性難聴を発症 以来彼女にとっては耳鳴りと目眩という耐えがたい苦痛の日々が続いていた

5ヶ月ぶりに、やっと大好きな山へ行ってみようか、と思えるようになった 手始めは手頃で、紅葉も見頃で、もし体調悪化の際もリフトという奥の手もある剣山を選択

好天に恵まれたが、紅葉は今ひとつ でも、カミさんの体調も良く、久しぶりの登山を満喫した1日だった

登山MAP

Google MAP


大きな地図で見る 

 

カシミール画像 

 

 

 

駐車場(登山口)
 

週半ばの日にもかかわらず駐車場には多くの車 県外者も やはり私達と同じ中高年が多い
9時過ぎなのに駐車場はかなり混み合っている この後、バスが2台入ってきた

紅葉はこの辺りがメインになっているようだが、余りキレイな色ではない
カミさんの体調が良いので最初からリフトに乗らずに出発

 


西島駅直前


山頂が見えてきた 逆光にススキの白が映える

 


次郎笈


樹林の隙間に次郎笈が見えた 良い天気に笹原が映えて「おいで」と言っているようだ
でも、今日はあそこには行けないだろうな

 


西島駅から三嶺を望む


何時もと同じくらいのペースでリフトの西島駅には約1時間で到着

左奥に三嶺、右奥に塔丸 この谷間が祖谷渓谷に繋がっている 紅葉は茶褐色でイマイチ 
写真中央奥約50km先に石鎚山系が望めるのだが、今日は霞んで見えない(写真左)

三嶺の頂上付近をズームアップ(写真右)

 

 


紅葉


一番紅葉らしいところ 海抜1300〜1500m付近が今盛りだが・・・・・


 

 

山頂



カミさんは予想外に元気でスイスイと山頂へ 
私の方が風邪を引いたのか咳が出て息が苦しく、ゼーゼー言いながらやっと山頂へ 

それでも普段と殆ど同じペース 登山口から約2時間で山頂へ着いたことになる

これまで何度も見慣れた山頂だが、剣山山頂の名前に似合わない黄緑色の広大な笹原 
あらためて感動しつつ360度の景色を眺めながら昼食のおにぎりをいただく


 


次郎笈


剣山山頂から 天気は良いのだが逆光なので少し残念

この板路を若い3人組が登ってきた 遙か10km(直線距離)先の三嶺から縦走してきたそうだ
「クタクタです」って言っていたけど、若い笑顔が輝いていた

と、カミさんが次郎笈へ行ってみよう、と言いだした エッ、大丈夫かな?

 


次郎笈


カミさんは1時間足らずでスイスイと一足先に山頂へ

まさかここまで来れるとは \(^O^)/ー 

 

剣山


次郎笈から東を観ると泰然とした剣山が順光でキレイに見える 
この雄大な山容 この笹原の中に何時までも浸っていたい 

 


剣山・一ノ森のパノラマ
 

ア−、今年はもうここの景色は観ることはできないと思っていたのだが しばし、感動の時間を過ごした


問題はこれから 現在1925mの次郎笈山頂 ここから自宅まで約1900mをカミさんの耳に
できるだけ負担をかけないように降りていかなければならない

腕時計に組み込まれている高度計を確認しながら、300〜400m下るごとに休憩し、
カミさんの耳抜きタイムを取りながらの下山

途中道路工事で止められたり、剣山雄馬温泉に入ったり、
途中でタップリと負担軽減の時間がとれたので、自宅まで何事もなく到着でき、ホッとした


カミさんの体調が気になる1日だったが、思いの外順調で良かった
5ヶ月ぶりの登山を満喫した1日だった

homepageへ

renew:2016/05/11