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４月１２日 剣山山系東部にある高城山、高丸山、西三子山そして今回の雲早山はいつか行きたい山だった 心配だった国道１９３号線から剣山スーパー林道への道もこれが国道か？と首をかしげるような狭い道ながら、無事登山口へ 剣山スーパー林道はさすがに林道で舗装無しのガラガラ道
登山口には小バイやブヨが多い 登り始めるとすぐに小さな植物が目につき、楽しくなる 登山道は迷うことはないが、石がゴロゴロの沢の道もあるが、苔むして風情を醸し出している 日陰には雪も残っている 高丸山への分岐点のある尾根までは急登の連続 足下は崩れやすい砂利道なのでスリップに注意 高丸山分岐点からは緩やかな登りで左手に高丸山の展望が開ける 分岐点から１５分程度で頂上
頂上の周囲は木を伐採してあり、３６０度の展望 自然環境に配慮して山頂からの景色が全く得られない山もあるが、私はこの山のように人間と環境のバランスのよい接点をつくるための最低限の伐採は許されるべきと思う
この日はやや春霞の影響で徳島平野は霞で不明瞭 しかし、周囲の高城山、高丸山、西三子山はクッキリと見える 今回のアクセスの延長線上でこれらもいつかは挑戦できる見通しがついた
この山たくさんの植物や小鳥のいる 小鳥の名前はよく分からないが、小さなのが終始さえずり、そして飛び交う 山野草もたくさん見つけた シコクブシの大群落はいま葉が芽を出したところ、ハシリドコロもいっぱいあり、今芽を出しつぼみを付け始めたところで一部花が開いたのもあった
そのほかにもハルトラノオ、イワボタン、サイコクサバノオ、ヤマネコノメソウも 登山、下山とも写真を撮るのにタップリと時間がかかった しかし、楽しかった
時間的にも体力的にも余裕があったので高城山に登ろうとしたところ、登山口までの剣山スーパー林道が閉鎖されていたため断念 後日に持ち越し 帰路の道中フキノトウを収穫 倉羅峠からは雲早山が見えるところで写真を撮っていると、ワラビが そのすぐ近くにはキランソウ、ムラサキサキゴケも
最後は山川町の「ふいご温泉」で一風呂浴びて、大満足のご帰還となった |
登山マップ
タイムスケジュール
６時起床 ６時４５分自宅発〜９：０５登山口９：１５〜１０：３５山頂１１：１５〜１２：３５登山口
〜山川町「ふいご温泉」〜自宅
（画像はクリックで拡大 拡大しないのもあり）
しだれ桜
アクセスルートの国道１９３号線沿いのしだれ桜 キレイなので思わずシャッターを
雲早山の遠景
国道１９３号線で美郷から神山に抜ける倉羅峠唐の遠景 中央屋や左が雲早山 右の高い山は高城山
登山口
ガタガタの剣山スーパー林道を東に１０分も走ると登山口 駐車スペースは数台分ある
登山道
水量のある沢の中の登山道 湿度が高いせいか、周囲の岩は苔むしている
この周囲に目をやると小さな山野草が見つかる
小屋跡？
昔ここに作業小屋があった？石垣のある平坦地に椅子やテーブルが置かれた休憩所となっている
休憩所の向こう側が水量のある沢になっている 登山道は手前側の涸れ沢を登る
写真は下山時に撮ったもの
苔むした石
涸れ沢の上流には水は流れてはいないが湿度があるのだろう ガレ場の石には碧い苔が根付き
苔むした日本庭園？の雰囲気
高丸山分岐点
急登を登り切ると正面にこの標識 左折すれば４時間で高丸山山頂
右折して雲早山を目指す
真正面を真っ直ぐ歩きたくなる雰囲気だが、通行止めの意味で倒木を横倒ししてある？
私も一本増やしておいた
尾根道
高丸山分岐からの尾根道は、それまでの急登が一転してなだらかとなる
左側の展望が開けて高丸山を望みながら頂上を目指す
巨大な倒木
高丸山分岐からの尾根はなだらかだが、このように巨木が倒れている箇所がある
山頂の祠
石鎚山を背景に 山頂は数名が座ると一杯になる程度の広さ
頂上
頂上は周囲の木が伐採されていて、適度は広さと見晴らしは３６０度
この日は春霞で超遠方は見えなかったが、周囲の山々の絶景は堪能できた
高丸山、西三子山方面の展望
中央左が高丸山、右側の山が福寿草のある西三子山
高城山方面の展望
真正面にレーダードームが特徴の高城山 頂上近くまで剣山スーパー林道が走ってるのが見える
この日時間的にも体力的にも余裕があったのでチャレンジしようとしたが、林道が閉鎖されていて断念
この日見かけた春の花々
山野草が次第に芽を出し花を咲かせ始めた よく見ると沢沿いの岩の陰や斜面に一杯でている
ハシリドコロとシコクブシはいずれも毒性がある その群落がここにあるのは偶然か？
ハルトラノオからイワボタンまでは雲早山登山道で 以降の花は国道１９３号線沿いで
楽しい季節がやってきたことを実感した
