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黒沢湿原(16.06.26)

くろぞうしつげん

 
 

2016年06月26日 


黒沢湿原には2006年8月13日にサギソウを観に来たことがあった その後塩塚峰に行ったので、その山のページに記事を載せている

あれから10年もう山に行けなくなって、今回はサギソウにはちょっと早いが、ここはほぼフラットな遊歩道で、ここに来れば何かがあるだろうとやってきた

黒沢湿原の花は、この時期ちょっと端境期 山野草らしきものにはなかなか出会わなかったが、やっと目にとまったのは派手なハイカイソウの群落、続いてツチアケビ、ウロウロしていたらイチヤクソウにもお目にかかった

人は少なかったが、その分この地をよく知った方と話ができて、おかげでモウセンゴケにもお目にかかることができた

湿原の中の池にはたくさんのスイレンが咲き、その他にもタチカモメヅルなども咲いていた

 

黒沢湿原のアクセスマップ

 

改めてここへ来ることの難しさを知った 

前回は池田の市内から山道に入ってクネクネ道を長時間走った記憶があるので、
今回は池田から吉野川左岸をもう少し南下して県道269号線から

やっぱり狭くてクネクネだったが、此方の方が少し短かったみたい
また、到着直前の合流点で前回の道は通行止めだったのでこの道が正解だった

 

 

 

黒沢湿原のパノラマ画像

 

 

 

遊歩道

 

 

湿原最南端の「たびの尻滝」

 

 

出会った山野草

 

ハンカイソウ

 

色が鮮やかで大柄な花なので群生しているので迫力がある

 

 

 

ツチアケビ

 

ランカの植物でヒッソリした日陰の道端で見かけることがある 
成長するとアケビのような形の実ができる


 

 

イチヤクソウ


やっと自然界の家で見つけることができた 小さな可憐な花だ

 

 

 

 モウセンゴケ
 

この時期でないと観られない花 米粒ほどの小さな花はこれと知っていなければ目にとまらない
今回も最初はこれには気がつかなかったが、たまたま出会った常連の方に教えられて見つけた

そして、この花の下に食虫植物の本体が隠れている 

葉にある粘毛から粘液を出して虫を捕集し、粘毛と葉が虫を包み込んで消化吸収するという

    

 

 



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renew:2017/04/01