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女木島トレッキング(17.01.27)

タカト山・日蓮山・鷲ヶ峰」

めぎじまトレッキング
「タカトやま・にちれんやま・わしがみね」

 
 

2017年01月27日 

高松港からわずか4kmの瀬戸内海に浮かぶ女木島は通称鬼ヶ島 鬼が住んでいたという巨大な洞窟が有り観光名所になっている

今回は鬼はパスしてこの島の名所と三つの山を含トレッキングコースを楽しむことに

高松港8:00発の「めおん2」号という可愛いフェリーに乗って20分で女木港へ 迎えてくれたのは防波堤の突先の鬼の像 港の待合室もキレイ 瀬戸内芸術祭の効果か?

街並みはオーテという石積みの防風堤で囲まれている これほどの対策をするほどに風が強いということを再認識

港からまず島の西端にある女木島灯台を目指す 途中で出会った人が「イノシシに気をつけろ」とアドバイス この地もそうなんだ

道の両側には桜の木が延々と続き、その木の下には今が満開の水仙があちらこちらに 所々に水仙の大群落があった 

岬の先っぽにある白い灯台 その灯台の沖を宇高連絡(宇野松航路)の白いフェリーが1隻 瀬戸大橋のなかった頃もっとたくさんの船が走っていたのになぁ

ここから急登が始まり、タカト山山頂まで、ところどころには大きな石がゴロゴロ水仙の大群落有り、変化のある登山道が続く

タカト山山頂からは瀬戸内海をほぼ見渡せる 南は松市方面、西は瀬戸大橋方面、北は玉野直島方面、東は小豆島方面 ちょっと霞がかって見えづらいところもあるが、それが薄墨色の景色となって良い感じにもなっている

タカト山から日蓮山、そして鷲ヶ峰と続く縦走路は若干の高低差はあるものの、歩きやすく所々に展望がきくように樹木を伐採してあるので良い感じ

ユックリと休みながらでも最期の鷲ヶ峰への急登の石段をヘトヘトになりながら登り、頂上展望台から振り返ってみると、今日歩いてきた縦走路とその向こうに松の町がキレイに見えた

鷲ヶ峰から長い石段を下りて自動車道を下ってゴミが見当たらないキレイな海水浴場へ11:20頃到着 

女木島へ到着してから3時間で目的地はほぼ制覇 その気になれば11:20発の高松行きに乗ることができたが、もう少しユックリしたかったのでここで昼食をとって1便遅らせた

島の東半分は見残したことになったが、あとはこれといった名所は少なく、ほぼ無風だった天気も次第に曇ってきて風も出てきたので今回はここまでとした

イノシシには会わなくてすんだが、コース沿いの土を掘り返した跡はあった 

 

女木島トレッキングルート
 

地図の右中頃にある女木港〜島の最西端にある女木島灯台〜

タカタ山山頂〜日蓮山〜鷲ヶ峰〜東浦海水浴場〜女木港

画像はクリックで拡大します

 

高松港出港


松県営桟橋から出港直後 一番高いのがシンボルタワー、二番目が全日空ホテルクレメント松

 

 

女木島全体とトレッキングコース


出航後10分もすればこの光景 写っている船は小豆島航路

天気良港ほぼ無風状態 午後は荒れるとの予報

 

めおん2号女木島幸到着

女木港の防波堤で鬼がお出迎え 私達を下ろした「メオン2」号は最終寄港地男木島へ

この可愛いフェリー「メオン2」号は

総トン数 264t
定員 250 人(座席数は100程度)
車載数 15台
大きさ 33.3*9.5(m)

 

 

 

オーテ

 

海からの強風を防ぐ石積み壁 

民家はオーテの裏側にある

 

 

女木島灯台とスイレンの群落

 

島の最西端にある岬の白い灯台とトレッキングルートにあるスイレンの群落

スイレンはほぼ満開 このような群落があちこちにある

 

 

 

三山の縦走路


タカト山からの縦走路 足下はキレイに伐採されている 日蓮山と鷲ヶ峰を望む 

手前に日蓮さんの銅像のある日蓮山、一番奥が鬼の洞窟がある鷲ヶ峰

 

 

縦走路から観た景色

 

松市街地方面と大島・小豆島方面

いずれも霞がかかった逆光で薄墨色の景色となった

 

 

 

鷲ヶ峰からの景色

 

歩いてきた縦走路と越えてきた山の山頂、左奥は松市街地

タカト山も日蓮山も意外に高く見える

 

 

海水浴場とモアイ像

 

夏は賑わう海水浴場は予想外にキレイ ゴミが見当たらない 付近の建物は海水浴客目当ての宿泊施設や別荘群

モアイ像はタダノ鉄工がイースター島での修復事業の際に現地と同じ材質で作った試験用の像で寄付されたもの

 

 

歩き終わって、この島がこんなにも面白いところとは思っていなかった
 
適度の運動量が必要だが、それほどきつくもなく、いろいろな角度から景色を観ることができるし、
道は整備されているし、花もあるし

花はこれからの桜が見もの ただ、トイレが近くにないのが気になる

それに今回は出会わなかったが、イノシシは大丈夫だろうか?

と思いつつ、また行ってみたくなる身近な遊び場だ

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renew:2017/02/01