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三 嶺

みうね(さんれい)


 

 

6月1日(日) 天気が良さそうなので懸案の三嶺徳島川登山ルートを攻めてみようと思った 祖谷渓谷経由か見残し経由かで迷ったが、登りの少ない祖谷渓谷経由を選択 実際のところ 両ルートの時間的な差はないと思う

自宅から3時間で登山口へ 駐車場とトイレが完備 昔はこの先の林道を車で上ることができていたので2時間くらいの歩行で山頂に行けたようだ 今はここから 本によると山頂まで3時間20分とあるので、私達の足では4時間かかると覚悟していた 初めてのルートにワクワクしながら、周りの景色や花々に注意しながら登り始めた
この時期山野草が楽しめるのではと期待していたが、結果的には大した物に出会わなかった まだ時期的に早いということか 唯一滅多にお目にかかれないギンリョウソウとたくさん出会えたのは嬉しいことだった

登り始めてからすぐに下山する人に出会った 声をかけると昨夜から登って夜をヒュッテで過ごして下りているとのこと 「昨夜は天の川がキレイだった」そうだ 広島からきた人、岡山からきた人 案外島外からの人が多い

ダケモミの丘付近で30名程度の高校生の団体に遭遇 後で分かったが彼らは名頃小学校の校庭にキャンプを張っていて、そこから早朝に登ったようだ すれ違う時、引率の先生が「本日コメツツジが咲きました 池の側で3カ所 ピンクもあります」  継続して調査をしているのだろうか?

山頂近くなって、視界が開けてくると一番にツツジのピンクが映えるカヤハゲが目に入り、その向こうに白髪山
そうするうちに東の方角に剣山と次郎笈、その北側の丸笹山、塔ノ丸も見えてきた しかしだんだんと雲が増えてきたみたい 山頂間近の大きな岩の下を通って池の横にでる 確かにそこにはコメツツジが3個 白とピンクも
ここから山頂はすぐそこに見える 山頂からカヤハゲ方面へ下山する数名のパーティが見えた 
山頂に着くと先着二組と私達を入れて3組の夫婦が言葉を交わすこともなくそれぞれのお弁当を コンロで湯を沸かしラーメンを食べる組、手作りの弁当を食べる組、そして私達はコンビニのおにぎり

と言う間にそれまで見えていた天狗塚、西熊山方面がガスで見えなくなり、気がつくと白髪山も石立山も剣山も次郎笈も灰色の世界に閉ざされてしまった 残念ながら良い写真を撮ることはかなわず 下山を開始
と、そこにまだ下から登ってくる人有り 狭い登山道をすれ違った瞬間 名前を呼ばれた なんと友人ではないか こんなところで会うとは 単身赴任で私のページを見て山登りの参考にしてくれている人だ それにしてもこんなところでまさか会うとは 

下山は本によると、山頂から登山口まで2時間10分とあったが、写真を撮ったりワラビを採ったりしたもののほぼその通りの時間で下りることができた 下りは家内の足が痛むのでもう少し休みながら下りるべきだった、と反省 
 
登山口から「サンリバー大歩危」まで1時間だった 広い湯船と良質の湯でタップリと時間をかけて身体をほぐして帰宅

登山マップ

 

タイムスケジュール 

5:30時起床  6:00自宅発〜9:00登山口9:20〜12:35山頂13:10〜15:20登山口
15:45〜16:45「サンリバー大歩危」18:20〜(池田〜脇町高速使用)〜19:55自宅 

(画像はクリックで拡大 拡大しないのもあり)

登山口

国道439号線から川を越えたところに登山口が 
林道のオーバーユースを避けるため駐車場とトイレを整備 

水洗トイレです

 

林道から登山道へ

林道を過ぎるとこのような登山道が延々と続く

 

ブナの登山道

そんなに大きな木ではないが、登山道の多くはこのような森林の中を登っていく

 

白髪山

東南奥には白髪山が あそこから三嶺へのルート有り しかし結構のアップダウンに見える

 

祖谷渓谷

真ん中やや左手前の谷底から登ってきた 既に3時間近い

 

頂上直下の岩

この岩を巻いて登れば池の正面に出る

 

山頂一歩手前

右手は崖 左手は笹原 一体はコメツツジに覆われている

 

山頂

左手奥の山が西熊山

 

三嶺小屋と池

左前方に矢筈山、黒笠山 小屋の向こうに塔ノ丸それから右に丸笹山、剣山、次郎笈

 

この日見かけた春の花々

花らしき花が少なかった ギンリョウソウがたくさんあるところだ

ジシバリ

   
フタリシズカ  ギンリョウソウ

   
ミヤマハコベ タニギキョウ

   
ネコノメソウ ツクバネソウ
   
ミツバツツジ コメツヅジ
   
ワチガイソウ マイヅルソウ

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