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 三嶺(09.07.18)

みうね(さんれい)


 

物語(時間のある方はどうぞ)

2009年7月18日 

この時期には山野草との出会いが少ない 実は先週龍王山に登ってみた 屋島に登るよりは登山気分になれると思いつつ、少しはめぼしい山野草に出会いたいとの気持ち しかし、ほとんどめぼしいものには会えず

それでは、東赤石と思ったものの、前日コンサートで遅かったことから急遽ターゲットを三嶺に変更 この山はその高さと、山頂からの眺望がすばらしい それに少しは山野草もあるのでは、との期待もあって

私たちにとって3度目の挑戦 前回と同様 「名頃ルート」 きれいな駐車場にトイレも完備 海抜約900m ここから林道を上る 頂上まで標高差約1000m 

途中林道をショートカット 本格的な登山道になると、さすが海抜約1900mの山、
だんだんと登りが急になる ブナの緑がきれい、すでに時期を過ぎた ヒメシャラの木も 足下にはまだ時折白い花が落ちている
30分程度で休息しながら冷茶を補給 歳を意識した作戦

やっと中間点と過ぎたダケモミの丘に到着 あと1時間半 このあたりのササがほとんど枯れているのはなぜ?
そのうちに稜線に出て、時折左手にカヤハゲから高ノ瀬らしき山並みが見えてくる 登山口から続いた樹林を抜けると左手後方には剣山と次郎笈が姿を現す 続いて丸笹山や塔丸も
樹林帯を抜けるころにはササの葉も緑の絨毯の様相を呈してくる 樹林帯の中で広範囲に枯れていたササは一体どうしたのだろうか

樹林帯の中では殆ど観るべき山野草は見あたらなかったが、ここにきてタカネオトギリ、イブキトラノオ、シコクフウロ、イワキンバイ、そして圧巻はコメツツジ こんなにたくさん咲いているのを観たことがなかった
コメツツジはこの時期の白い花と、秋の真っ赤な紅葉 次は秋の絶景を観たい

3時間20分で登頂 山頂はガスで視界が良好とまではいかない 天狗塚も綱附森方面のガスが晴れない 同方向の石鎚山系もダメ ただ、それ以外視界はまずまず
山頂には何組かのパーティーが次々と登ってくる 名頃ルートが殆どだが、高知県側の光石からカヤハゲのルートで登ってくる人も

山頂でおむすびをいただいて一休みした後、やおら下山開始 下山はほぼ2時間 帰路見残しで剣山の水をポリタンクにたっぷりと汲んで

剣山木綿麻温泉でゆっくりと汗を流し、帰宅

 

登山MAP

Google MAP

高松からのルートは塩江街道(国道193号線)を南進 高松空港過ぎて国道377号線へ 
続いて県道39号線から国道438号線で剣山の見残しで国道439号線に入り

西側に下っていくと三嶺登山口の標識あり

 
大きな地図で見る


カシミール画像

タイムスケジュール

5:20起床 5:40出発〜8:05稲村ダム8:35〜10:35稲叢山山頂11:05〜13:20稲村ダム
登山口13:40〜寒風山水汲み〜14:55武丈の湯16:40〜18:10自宅

 

登山口

新しい駐車場 左手の建物がトイレ 水洗で立派
真正面に看板があり、その後ろが林道登山口


 

人形

駐車場の周りにはいくつかの人形が 
遠目には本物の人間が仲良く座って話をしているかのようにみえる



 

登山道

こんな悪路 足を踏み外したら遙か崖下に 
アララッ!! あわてずに 慎重に通過





登山道

急斜面が続くが、上空は緑豊か いつまでも続く緑の樹林帯
もう少し早ければヒメシャラの花が見えたかも





頂上直下


見慣れた風景 右側の断崖を回り込んで少し登ると直ぐに池
 



三叉路

正面標識の後ろが池 右に行けば三嶺ヒュッテ、左に行けば頂上
手前の小粒の白い花がコメツツジ





三嶺ヒュッテと池


ワンパターンの風景だが、いつ見ても絵になる
手前にコメツツジ 池と三嶺ヒュッテ その向こうに塔の丸、丸笹山、そして剣山



頂上への道


池から頂上へは直ぐだが、突然行く手を阻むガス



三嶺山頂

矢筈山をバックに ほかにもたくさん人がいたのだが、間隙を縫って パチリ 

 

山頂から東のパノラマ

 

山頂から西ノパノラマ

     

この日出会った山野草たち  

ミゾホオズキ フタリシズカ


 

ミズタビラコ アカショウマ

 

カニコウモリ タカネオトギリ

 

イブキトラノオ ホソバシュロソウ

 

シコクフウロ コメツツジ

 

 

イワキンバイ

 

ショウキラン

   

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