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御 嶽 山


おん たけ さん 

 

 

9月23日  久しぶりの遠出 木曽の御嶽山 高松から530km 高速道路の通行止めや事故渋滞や自然渋滞にもかかわらず約9時間で麓の「たかの湯」へ到着 

翌24日は台風一過の絶好の登山日和となった 
ホテルから登山口まで約40分 登山口駐車場はこれまで満杯になったこと がないと言われる大駐車場 しかし、その入り口まで車が並んでいる 
駐車場から御嶽山は目の前にその全景(南側だけだが)が見えて、太陽の光線もほぼ 順光 登山道も視認でき、その道をすでにたくさんの人が登っているのが見える

スタートしてしばらくは平坦 そしてジワッと登り始める だんだんときつくなってきて、私は息がすぐにあ がり始めた アカッパゲ付近からは岩だらけの道となってくる 

次第に周りの木々が低くなり、 そのうちに視界が開けてきた 振り返ると登山口と大駐車場が見下ろせてくる と同時に目を上 げると南アルプスの山並みも あれが駒ヶ岳だろうか? 

8合目付近で南アルプスの山並みの上 にかすかに富士山の頂上らしきものが それが次第に姿を現してくると紛れもなく富士山だった (初冠雪は確認不可) 

大滝頂上へ着いたときにはかなりクタクタ ここまで2時間15分 平均2時間40分だからかなりのハイペースだったのだ どおりで息が苦しい 

ここでお菓子を食べて休憩 そしていよいよ剣ヶ峰へ でも息が苦しい 剣ヶ峰直前ではもう5分も続けて登れない  富士山でもこんな苦しい思 いはしなかったのに 平均ではここ を20分で登るのだそうだが、25分でやっと休憩所まで ここで昼食 おむすびとお菓子を 

そ して一番高いところへは急勾配の石段 胸突き八丁 ヨロヨロと登り切る とそこは山頂 
高度3067m 記念写真を撮る人の多いこと 私たちもうまく紛れ込んで他人様にツーショッ トを撮ってもらった

ここからは360℃の光景のはずだが、ちょうど槍ヶ岳から東にかけてガスが発生し始めて槍の姿 はかすかに確認できた 一ノ池、二ノ池は見渡せる 一ノ池には水は無し 二ノ池にはコバルト ブルーの水色が映えてきれい

ヘトヘトのため一ノ池の外輪から二ノ池へのコースは断念 しかし、時間はまだたっぷりあるか ら二ノ池まで行くことに 下っていくとロープウエーを使って登ってくる人、濁川温泉から登っ てきた人、とすれ違う

剣ヶ峰から二ノ池、三ノ池方面へはだんだんと人数が少なくなる 二ノ池の近くでゆっくりと座 って三ノ池方面を眺めながら、お菓子をほおばる カミさんは靴を脱いでしばしくつろぐ

これからの帰路は剣ヶ峰をバイパスしてまっすぐ大滝頂上へ巻き道を通る これは楽ちん 大滝頂上から剣ヶ峰への急勾配を眺めながら水平移動

大滝頂上から登山口と駐車場が真下に見える ここからがまたまた足にくる下山 カミさんを前に彼女のペースでゆっくりと下山 おかげで彼女も足が痛まず、私も膝に来ることもなかった

この日のタイムスケジュール
ホテル7:40〜8:20登山口8:30〜10:45大滝頂上11:10〜11:35
剣ヶ峰休憩所12:20〜12:40二の池13:10〜15:15登山口 

登山口から頂上までの標高差 約890m 総歩行距離 約8.5km

 

カシミール画像

 


大きな地図で見る 

 

(以降ほとんどの画像はクリックで拡大)

登山口

ほかにも登山ルートはあるがここが一番メインらしい 
駐車場も100台以上の広さを確保していて、満杯になったことはない、という話だったが

 

スタート直後

このあたりは平坦だが、次第に勾配がきつくなってくる
8合目くらいから上の登山道が見える たくさんの人が登っているのが確認できる


まだ序の口

登山口スタート直後に田の原大黒天を通過(写真左)
 そして大江大権現付近からは道は細くなり勾配もきつくなってくる(写真右)

 

もうすぐ8合目

アカッパゲを通過すると次第に高木が減り見晴らしがよくなってくる 8合目はもうすぐ

登山口が眼下に見えてきた そして遙か彼方にはアルプスの雄姿が

 

8合目

たくさんの人の流れに押されるので、マイペースを保つのはなかなか難しい 
呼吸が苦しくてたびたび立ち止まりながら登る こんなことは今までなかったのだが

カミさんはマイペースで登っているようだ
周りはごらんのように山ガールがいっぱい

 

頂上はまだまだ遠い 延々と続く登山者の列
情報の白い建物のところが大滝頂上

カミさんはトントンと登っていく 私はゼーゼー、ハーハー

 

9合目

次第に大滝頂上が近づいてきたが、勾配もきつくなってくる それに一向に呼吸は楽にならない

 

もうすぐ、大滝山頂

急勾配で足下は岩だらけ ヨイショヨイショ、ゼーゼーハーハーと一歩ずつ

 

 

大滝頂上

やっと到着 ここまで2時間15分 この鳥居を潜って剣が峰へ
この手前を左に進むとトイレ有り 

 

大滝頂上から剣ヶ峰へ

すぐそこに見えるが、これがなかなか届かない 息が苦しい 空気が薄く感じる
画面左下には噴気孔有り 硫黄臭がする

 

剣ヶ峰到着

剣ヶ峰から大滝頂上方面を望む 遙か彼方正面は恵那山?(写真左) 
剣ヶ峰では山伏の一行がホラ貝を吹いて祈りを捧げていた(写真右)

 

最高高度地点

高度3,067m みんなここで記念写真を撮る 私たちもツーショット
眼下には一ノ池(左下方だが水はない)、二ノ池(私たちの背景に見える コバルトブルーの色がきれい)

背景は北アルプスの山々なのだが、あっという間にガスがかかり始めた アルプスのパノラマを撮りたかったのに

 

剣ヶ峰から見えた有名な山々

富士山

北アルプス

正面手前は乗鞍岳、その右後方に槍ヶ岳と穂高連峰、
乗鞍岳の左後方に立山(その左に剱岳だがちょうど雲がかかっている)

次の瞬間急速なガスで乗鞍岳も見えなくなってしまった

 

中央アルプスと南アルプスの山々

 

二ノ池

御嶽山の山頂は広い 歩き通すには時間と体力が必要 私たちには二ノ池まで行くのが限界

 

二ノ池から剣ヶ峰を望む

 

いざ下山

二ノ池から剣ヶ峰をバイパスして大滝頂上へ 
大滝頂上から剣が峰への急勾配を登る人たちが見える(写真左)

大滝頂上から元来た道を登山口へ 登山口は遙か下方(写真右)
 

 

下山直後の御嶽山

あっという間に雲がかかってきた

 

御岳湖から見た御嶽山

翌25日御岳湖畔の道路から御嶽山が見納め

 

renew:2016/05/12

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