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 三瓶山(09.09.06)

さんべさん


 

物語(時間のある方はどうぞ)

2009年9月5〜6日 

故郷の墓参りに帰ったついでに少し足を伸ばして西中国地方唯一の「花の百名山」と言われる三瓶山へ 
およそ50年前高校生の時にバスハイクで行ったことがある かすかな記憶を頼りにしていたが、今あらためて自分で運転して行ってみると当時とは全く違った光景にとまどう
閑散期なのか一日前にホテルが取れた 「四季の宿 さひめ野」 三瓶温泉の湯が楽しめる 
ホテルへ着く直前の道路に赤い花が 初めてみる赤いツリフネソウが出迎えてくれた

ホテルは思いのほかこぎれいで、従業員の対応も良く、部屋も綺麗、食事もまずまずでよくできたホテルだった
ホテルには前日の15時過ぎに着いたので「西の原の散策に出かけた 「西の原」まではホテルから車で5分くらい
三瓶山を背景に広大な草原が広がって超気持ちが良い 「定めの松」周辺には広々とした芝生の平原があり、走り回ろうが座り込もうが大の字に寝ようが全く自由 ここからの登山道もあるので散策をかねて 途中まで登ってみた
草原は今秋の気配が一杯 ハギ、ススキ、クズ、ヒヨドリバナ、ナデシコ、オミナエシと秋の山野草が一杯咲き乱れている 大草原の中を芝生の散歩道がクネクネと走っていて、快適なウォーキングが楽しめた
帰り際に明日登る予定の三瓶自然館まで足を伸ばし、登山口を確認 一寸迷いそうだったので確認しておいてよかった 西の原からは全く見えなかったが男三瓶山の北斜面はガスで覆われていた

まだまだ暑く、汗をかいたのでホテルへ帰って温泉風呂へ 大浴場と露天風呂はあるが、水風呂がないのが残念
それでも綺麗な風呂に人も少ないので、気持ちよく汗を流した

翌朝はホテルからみると良い天気 これはついているとばかりホテルで作ってもらったおにぎり弁当をもっていざ三瓶山登山口へ 三瓶山はたくさんの登山ルートがあり、それぞれの楽しみ方ができる リフトを使えば直ぐに眺望の良い所は行けるし、一番ハードなコースはしたから登って男三瓶山、女三瓶山、孫三瓶山、子三瓶山と全ての山を縦走することもできる
時間的、体力的なところを考慮して私たちは北側にある「三瓶自然館」の裏から男三瓶山へ登り、女三瓶山経由で下山するルートを選択した

ホテルから登山口まで約15分 ここからいざ男三瓶山へ 北面で高い樹木の中の登山道のため薄暗い カメラの感度を最高にしてもシャッター速度が遅く、写真のブレが気になる
四国で見たことのあるような花なのだが、ヒョッとしてそれはほんの少し違っていて名前が違うのかも そうかもしれないと思い出会った花は一生懸命シャッターを押した

山頂が近くなるにつれてガスがかかってきた 山頂まで予定通り2時間 山頂はガスの中 なだらかな山頂には山野草の花畑が たくさんの登山者がガスの晴れるのを待っていたが、少し待つが晴れそうもないので、女三瓶山へ向かう
かなりの急斜面を下る 女三瓶山から縦走してくる登山者も多い やはり中高年が圧倒的に多い
やがて、ガスが晴れてきて振り返ると男三瓶山の頂上にも太陽が当たっているのが見える もう少し待っていたらよかった 途中女三瓶山、男三瓶山、子三瓶山、孫三瓶山が見通せたが、全ての山に太陽が当たることはなくまだら模様 火口湖だった室の内池も見えた  1時間で女三瓶山頂上へ ここで昼食 おむすび弁当は量が多かったが、ついつい完食してしまった

女三瓶山から登山口までのルートはなだらかな道で、歩きやすかった 青少年交流の家の裏を通って1時間で登山口まで帰ってきた このルートには山野草は殆ど見あたらない
登山開始から下山してくるまで休憩や昼食時間を入れて合計4時間40分だった

そのまま昨夜のホテル「さひめ野」へ そこで無料で温泉を使わせてもらえた さっぱりしてから一路高松へ 三次市まで一般国道、そこから中国自動車道、岡山自動車道、山陽自動車道、瀬戸中央自動車道、高松自動車道を通って自宅まで
岡山自動車道では若干渋滞気味だったが、それでも三瓶山から自宅まで4時間で帰ってきた
往復8時間と見て良いと思う 予想外に短時間だった これなら日帰りも可能か

 

登山MAP

Google MAP

高松から高松自動車道、瀬戸中央自動車道、山陽自動車道、岡山自動車道、中国自動車道を西進し、三次ICで降りる
国道375号線、183号線経由で国道54号線を北進 国道184号線を北進し、県道40号線から県道30号線へ
かなり複雑だが、カーナビを使えば何の問題もなく行ける


大きな地図で見る

カシミール画像

タイムスケジュール

ホテル8:15〜8:30登山口8:40〜10:40男三瓶山頂上10:55〜11:55女三瓶山(昼食)
12:20〜13:20登山口〜13:45「さひめ野」(入浴)14:30〜18:30自宅


 

9月5日


西の原

ホテルへ早く着いたので「西の原」を散策 
左端の松が「定めの松」 左の山が男三瓶山 右の山が小三瓶山

手前の草原は芝生 その奥には秋の七草などがたくさん咲いている原野 
森林部まで30分くらいかかりそれから男三瓶山への登山ルートがある


 

四季の宿 さひめ野

従業員の対応も良く、部屋も綺麗、食事もまずまずでよくできたホテルだった
登山後も無料で温泉を使わせてもらえる

 

登山口

三瓶自然館の裏 駐車場の向こう側が登山口

 

 

登山道

背の高い樹木が多く北斜面でもあるので薄暗い 道はよく整備されている


 

男三瓶山頂上

ガスで見晴らしはない 同じキャノンを持っていた人に撮ってもらった

頂上の原っぱは花畑

  

 

女三瓶山への道

女三瓶山にはたくさんのアンテナ 右の写真は孫三瓶山と室の内池

 

 

女三瓶山頂上

直ぐ下にリフトの駅があって、リフトで上がって全ての山を縦走する人も
5時間かかるとのこと 時間的に一寸苦しい

少ない日陰でおむすび弁当を完食

 

女三瓶山からのパノラマ

右から孫三瓶山、小三瓶山、男三瓶山

 

出会った山野草

名前に自信がないので、間違っていてもご容赦を 
 

           赤いツリフネソウ                         ? 

 

 

オミナエシ                          ?

 

 

ヤマハギ

 

ススキ                        サワヒヨドリ

 

 

ギボウシ

 

 

キバナアキギリ                    キクバヤマボクチ

 

コナスビ                        ツルニンジン

 

 

ホツツジ                          キツリフネ

 

 

ノブキ                           アキチョウジ

 

 

クサアジサイ                       ギンリョウソウ

 

 

           オオバショウマ                          ?

 

 

イヨフウロ                       ホソバノヤマハハコ

 

 

ミヤマヒキオコシ                          マツムシソウ

 

 

 

ススキとコオニユリ

 

 

サラシナショウマ

 

 

フシグロ

 

 

フシグロセンノウ(四国のより大きい)

 

 

白いツリガネニンジン

 

 

   

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