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三本杭・鬼ヶ城山・大久保山・八面山

さんぼんぐい・おにがじょうざん・おおくぼやま・やつづらやま


 

9月7〜8日  久しぶりにちょっと遠出 愛媛県宇和島市の東にある三本杭を中心とした山と滑床渓谷へ 

7日の朝出発直前に自宅(屋島・牟礼地域)付近はゲリラ豪雨に見舞われた ちょうど車に荷物を積み込もうとしていたときで、おかげで瞬間びしょぬれ 道路も瞬時に濁流の川と化した
出発を30分遅らせ雨の通り過ぎるのを待って中央IC付近まで行くと、ほとんど雨の痕は無し ????

この時間帯は通勤割引 新居浜ICでいったん降りてETCカードを取り替え大洲ICへ 

宇和島市内のローソンで昼食用のおむすびなどを仕入れて国道320号線を東へ ダムを通過した付近で右折「黒尊」の標識 ここが黒尊スーパー林道の始点 延々30分もクネクネと登っていく  天気はよいが視界がとれない ふと気がつくとガスが掛かってきた と思ったら大きな看板のある「鹿のコル」に着く  ここが登山口 視界が良いはずが全くゼロ
先着の車が数台止まっていた 案外と人気のある山なんだ

スタートはすぐに森の中の平坦な道 しかし湿っていて木の根っこが滑りやすい 5分もすると鬼ヶ城山への標識が ここから右折して急坂を登っていく シャクナゲの木が多いが、山野草は思ったより少ない シコクママコナの群生あり 30分で鬼ヶ城山山頂 

ここから下って20分くらいで猪のコルへ ここから大久保山へ尾根を登る 本来なら視界が良いはずが、ガスって遠くは見えない 登山口から1時間20分で大久保山山頂 ここから10分で八面山山頂 ここで昼食のおむすび休憩 小さなハエが集ってくるのでネットを被っての食事 

ふと前方を見ると谷を越えて遙か彼方に三本杭が エッ、あんなところまで往くの? reikoさんは1時間くらいで往ったとのことだが、マジ?でも時間はたっぷりあるので往ける所まで往ってみよう

ここから三本杭までの間の林間コースがすばらしいと聴いていたが、やはり気持ちが良い道だった 遠いと思っていたが、案外と近く、やはり八面山から1時間足らずで三本杭山頂に着いた 

途中3組の登山客に会った 私たちが最後だった 滑床渓谷からの合流点でもある熊のコルから最後の急坂を登ると、目の前には三本のたるみという尾根にでる 鹿の食害で雑草や樹木が消えたとのこと 周囲はネットが張り巡らされ、保護されている 三本杭の山頂ここから10分もかからない 登山口から2時間40分だった 
山頂も草も木もほとんど生えておらず、ここもネットで囲まれている 見晴らしは良いはずだが、相変わらず遠くは見えないので早々に下山開始

八面山への登り返しは少々苦しいが、ここをすぎると大久保山と鬼ヶ城山はバイパス道なのでほぼ平地を歩いて登山口へ 三本杭から1時間50分だった

アップダウンは多かったものの、終わってみれば歩行時間4時間半 足腰への負担も少なかったように思う それに山野草が少なかったので、撮影に時間をとられなかったので、この時間でいけたということ 景色はイマイチだった

ここから今夜の宿泊地森の国ホテルまで1時間ちょっと 風情のあるホテルの建物 部屋も広く、大抵の物はおいてある お風呂は冷泉だが泉質は良い 食事はまずまずだが、レストラン担当者の応対が見事

翌日はここから滑床渓谷を散策 出合い滑、雪輪の滝、千畳敷、奥千畳敷まで往復 約4時間 巨岩がゴロゴロ
川底は巨大な岩盤がむき出しとなっている 散策路は整備されており、ほとんどが木陰で爽快なウォーキングを楽しめた 奥千畳敷では裸足となってせせらぎの冷たさを楽しんだ 何年ぶりのことか 子供の頃を思い出した

 


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タイムスケジュール

6:30自宅発〜10:15登山口10:30〜11:05鬼ヶ城山〜11:50大久保山〜12:00八面山

12:15〜13:10三本杭13:15〜14:10八面山〜15:05登山口15:20〜16:40森の国ホテル
 

登山口


宇和島方面から国道320号線を通り、ダムをすぎたあたりから右折して黒尊林道には入り、
ここまで約30分のクネクネ道 しかし全舗装 車高の低い愛車レクサスも難なく通行

鹿のコルという所が登山口 ごらんのように駐車スペースはたっぷり 
右の写真の左手は本当は景色が良いらしいのだが直前にガスってきた

 

 

鬼ヶ城山

スタートはすぐに森の中の平坦な道 しかし湿っていて木の根っこが滑りやすい 5分もすると鬼ヶ城山への標識が 
ここから右折して急坂を登っていく シャクナゲの木が多いが、山野草は思ったより少ない 

シコクママコナの群生あり 30分で鬼ヶ城山山頂 

猪のコル

鬼ヶ城山から南に下っていくと 約20分で猪のコルにでる

ここは四叉路

鬼ヶ城山からは正面から降りてきて 大久保山(手前側)へと登る 
右へ行くと鬼ヶ城山のトラバース道(帰路通る) 左は黒尊林道 

帰路大久保山をトラバースする道はここから大久保山への登山道を5分程度上った所で合流

 

秋の景色

猪のコル付近から鬼ヶ城山を望む

 

大久保山山頂

鬼ヶ城山から下って20分くらいで猪のコルへ ここから大久保山へ尾根を登る 
本来なら視界が良いはずが、ガスって遠くは見えない 登山口から1時間20分で大久保山山頂

背景に見えるのが三本杭 ここではまだあれが三本杭と気がついていない
(あんなに遠くにあるとは思っていなかった)


 

八面山山頂

 大久保山から10分で八面山山頂 三つ目の山 
ここで昼食のおむすび休憩 小さなハエが集ってくるのでネットを被っての食事 

 

ふと前方を見ると谷を越えて遙か彼方に三本杭が エッ、あんなところまで往くの? 
reikoさんは1時間くらいで往ったとのことだが、マジ???

でも時間はたっぷりあるので往ける所まで往ってみよう

 

本日のハイライトコース

ここから三本杭までの間の林間コースがすばらしいと聴いていたが、やはり気持ちが良い道だった 
 心が落ち着く道 木陰で、なだらかで、足下も楽で、いつまでも歩きたくなる

 

巨木

登山道のすぐ横に格好のよいブナの巨木があり、ここで昼食を取っているご夫婦あり 
こんな所があるのならコバエの多い八面山でおむすびを食べるのではなかったのに

 

熊のコル

三本杭への尾根道の最低部 滑床渓谷からの合流点でもある ここから一気に急坂となる

 

三本のたるみ

熊のコルから急坂をのぼりきったところに不思議な空間がある 
周りはネットで囲まれて高い樹木がなく、草も少ない 

鹿の食害によって生まれた空間 鹿から隔絶されている

 

苔の道

三本のたるみから御祝山への道 一面に苔が生えてフワフワ 
立派な公園の雰囲気がある 

 

三本杭山頂

ごらんのように丸裸の山頂 鹿の食害でこの有様 ここも周りはネットで囲まれている 
見晴らしは良い この日はガスっていて良くよくなかったが

 

ヒカゲノカズラ 

山頂近くの鹿進入防止ネット付近に群生しているヒカゲノカズラの胞子嚢穂  

 

三本杭山頂から八面山、大久保山、鬼ヶ城山を望む

 

森の国ホテル

このホテルは知る人ぞ知る穴場のホテル(私の勝手な思い)
きれいで雰囲気も良い、部屋も広く、食事もまずまず、

レストランのサービスは格別温泉の泉質も良好 宿泊代金もリーゾナブル
ただし、週末は予約客多く、シーズンともなると一杯かも

 

滑床渓谷(webページ)

自分が撮った写真のあまりにもまずさにここに掲載することをためらわれるので、
森の国ホテルのwebページを紹介

 

奥千畳敷

webでは奥千畳敷が紹介されていないのでほんの少し
奥千畳敷への道は波瀾万丈 万年橋から2時間以上かかる 

しかしそこは誰もいない空間 水遊びに子供の頃の気持ちに帰った 
水は冷たく、快感

 

 

 

この日出会った花々

駐車場付近にゲンノショウコ、鬼ヶ城山にはシコクママコナの群生地があった 
キオン・シモバシラ・ツルリンドウは大久保山周辺に マツカゼソウは鬼ヶ城山のトラバース道に
滑床渓谷にギボウシ

もう少し山野草を楽しめるかと思ったのだが

シコクママコナ キオン

   
シモバシラ ツルリンドウ

   
マツカゼソウ

   
ゲンノショウコ ギボウシ

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