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 笹ヶ峰(09.03.15)

ささがみね


 

物語(時間のある方はどうぞ)

2009年3月15日 

天気は晴れ 風も無し
 前日は大荒れの天気だったのがウソのように快晴 しかし高松を出る時は快晴でも高松自動車道の三豊のトンネルを抜けるまで安心はできない トンネルを抜けると赤星山や赤石山系がやや霞んでいるものの雲はなく、風もなさそうでこれは絶好の登山日和
 
西条から国道11号線に入り鴨川大橋を超えると左折し194号線に 約10kmで笹ヶ峰林道入り口に 左折して狭い笹ヶ峰林道に入る 入り口から登山口まで約9kmだが、最後の1km程度はきついダートで低床の乗用車は要注意 四駆が望ましいが、登山口には乗用車も来ていた かつてクラウンで来たことを思い出した

林道のカーブを曲がる毎に白いものが見え始め、後半は路面も真っ白となり、所々では凍結している様子で時々後輪が横に滑る 四駆に切り替えてゆっくり進む しかし先行車のタイヤ跡があるのでだんだんと心強くなってきた

登山口には既に6台が並んでおり、もう誰もいない ということは6〜7に位の人が先行していることになる これなら積雪が深くても先行者のトレースが残っているので迷わないし、ラッセルをしなくても良いし 自宅を少し遅らせて出発した甲斐があった よっしゃ、よっしゃ

いよいよスタート だんだんと雪が増えてくる 木々に付着している霧氷がキレイになってきた ここの霧氷は寒風山と違って風が吹き付けて風上側に成長したのではなく、枝の全周に氷の結晶が成長したようだ 微妙な結晶が見えてキレイ

沓掛山の分岐点である宿では足跡が二手に分かれていた 沓掛山方面にも足跡が ここから丸山荘までまだまだだった 途中沓掛山が見え、反対側には石鎚山、瓶ヶ森、西黒森が案外近くに見えるのに驚く

丸山荘ではしばし休憩 シュークリームをほおばる 美味く感じる
青空をなぜか飛行機雲を引いてジェット機が度々飛ぶのが見える
ここからしばし雑木林の中の道となり、雪が一気に増える アイゼンをつけようかどうか迷いながら雑木林を抜けて目の前に絶景が広がるとアイゼンのことは二の次となりカメラに夢中になってしまう

様々な形をした樹氷群 真っ白な樹氷 雑木林も、コメツツジの群落も、クリスマスツリーのような杉も、それらに真っ白な樹氷が豪快にくっついている その上空はこれも見事に真っ青な空 そこをまたまたジェット機が飛んでいく

何時までも見飽きのしない景色 しかしカメラのアングルは難しい この景色のどこをどのように切り取ったらこの感激を残すことができるのか さすがの家内も困っている

頂上に近づくにつれ、登山道が凍結が厳しく、よく滑る アイゼンをつけようかとも思うが頂上はもうすぐ その頂上付近のコメツツジの群落の樹氷がまた凄い

頂上から降りてくる夫婦に出会う そして頂上には男性が二人それぞれバーナーで食事の準備をしていた 私たちは父山や冠山が見える東側の場所にシートを敷いてゆったりと食事 途中で脱いだ羽毛のジャケットを着込んで おむすび、バナナ、どら焼きを食べたらお腹一杯

今日は遙か彼方の矢筈山、剣山などは霞んで望遠レンズでも撮りにくい 多分あれがそうだ、というくらいにしか見えない

頂上でパノラマ写真や記念写真を撮っていざ下山と思ったら、登ってきた一人の男性が、「ホームページの人でしょう?よく見ています。参考にさせてもらっています」と言われた こんなところでこんな人に会うなんて この人は寒風山からの縦走 寒風山登山口から4時間かかったとか 同時に丸山荘経由で一組に夫婦が

下山にはアイゼンを装着したので、丸山荘までは凍結を気にせず楽々と降りてきた 丸山荘の広場では登る時には積もっていた雪が解けて水浸し ここからアイゼンを外した
下るに従い雪は殆ど解けていた

殆ど登山口近くでふと足下に目をやると、なんとそこに花が ユキワリイチゲだった
家内からも褒め言葉をもらってご満悦

西条市内の「武丈の湯」はいつも快適 ゆったりとくつろいで、いざ帰宅  今日も大満足の一日だった

 

 

登山MAP

Google MAP

西条から国道11号線に入り鴨川大橋を超えると左折し194号線に 約10kmで笹ヶ峰林道入り口に 
左折して狭い笹ヶ峰林道に入る 入り口から登山口まで約9kmだが、
最後の1km程度はきついダート
で低床の乗用車は要注意 四駆が望ましい


大きな地図で見る

 

カシミール 

 

タイムスケジュール

自宅発6:50〜9:05登山口9:15〜10:05宿〜10:40丸山荘10:50〜12:15頂上
12:50〜13:25丸山荘13:35〜14:40登山口14:50〜15:30武丈の湯17:00


 

登山から下山まで

笹ヶ峰林道は四駆が望ましいが、登山口には乗用車も来ていた かつてクラウンで来たことを思い出した

林道のカーブを曲がる毎に白いものが見え始め、後半は路面も真っ白となり、
所々では凍結している様子で時々後輪が横に滑る 

四駆に切り替えてゆっくり進む しかし先行車のタイヤ跡があるのでだんだんと心強くなってきた

登山口には既に6台が並んでおり、もう誰もいない ということは6〜7に位の人が先行していることになる 
これなら積雪が深くても先行者のトレースが残っているので迷わないし、
ラッセルをしなくても良いし 自宅を少し遅らせて出発した甲斐があった 

よっしゃ、よっしゃ


いよいよスタート だんだんと雪が増えてくる 

 

木々に付着している霧氷がキレイになってきた 
ここの霧氷は寒風山と違って風が吹き付けて風上側に成長したのではなく、枝の全周に氷の結晶が成長している 

微妙な結晶が見えてキレイ

 

 

沓掛山の分岐点である宿では足跡が二手に分かれていた 
沓掛山方面にも足跡が ここから丸山荘までまだまだだった 

途中沓掛山が見え、反対側には石鎚山、瓶ヶ森、西黒森が案外近くに見えるのに驚く

 

 

丸山荘ではしばし休憩 シュークリームをほおばる 美味く感じる
青空をなぜか飛行機雲を引いてジェット機が度々飛ぶのが見える

 

 

ここからしばし雑木林の中の道 山頂方面には白銀の世界が待っている
心を躍らせていざ最後の登りへ

 

雑木林の中は日陰のため雪が一気に増える アイゼンをつけようかどうか迷ったが何とか行けた
しかし、本当はアイゼンをつけた方が楽だった

 

 

 

雑木林を抜けて目の前に絶景が広がるとアイゼンのことは二の次となりカメラに夢中になってしまう
樹氷の間から沓掛山が だんだんと下に見えてきた

 

 

様々な形をした樹氷群 真っ白な樹氷 
雑木林も、コメツツジの群落も、クリスマスツリーのような杉も、
それらに真っ白な樹氷が豪快にくっついている

その上空はこれも見事に真っ青な空 そこをまたまたジェット機が飛んでいく

何時までも見飽きのしない景色 しかしカメラのアングルは難しい 
この景色のどこをどのように切り取ったらこの感激を残すことができるのか さすがの家内も困っている

  

 

 



石鎚山も今日はきわめてはっきりと見える

 

 

 

 

頂上に近づくにつれ、登山道が凍結が厳しく、よく滑る アイゼンをつけようかとも思うが頂上はもうすぐ 
その頂上付近のコメツツジの群落の樹氷がまた凄い

(クリックで拡大)

 

  

 

 

頂上から降りてくる夫婦に出会う 
そして頂上には男性が二人それぞれバーナーで食事の準備をしていた 

私たちは父山や冠山が見える東側の場所にシートを敷いてゆったりと食事 
途中で脱いだ羽毛のジャケットを着込んで おむすび、バナナ、どら焼きを食べたらお腹一杯

 

 

頂上でパノラマ写真や記念写真を撮っていざ下山と思ったら、
登ってきた一人の男性が、「ホームページの人でしょう?よく見ています。参考にさせてもらっています」と言われた 
こんなところでこんな人に会うなんて この人は寒風山からの縦走 寒風山登山口から4時間かかったとか 
同時に丸山荘経由で一組に夫婦が登ってきた


左奥には西赤石山、手前にはちち山、冠山、平家平

(クリックで拡大)

 

左手前は寒風山、その向こうに伊予富士、ずっと奥左から手箱山、筒状山、岩黒山、西黒森、瓶が森、石鎚山が見える

(クリックで拡大)

 

 

下山にはアイゼンを装着したので、丸山荘までは凍結を気にせず楽々と降りてきた 
丸山荘の広場では登る時には積もっていた雪が解けて水浸し ここからアイゼンを外した
下の方では雪は殆ど解けていた

 

 

殆ど登山口近くでふと足下に目をやると、なんとそこに花が ユキワリイチゲだった
私が花を見つけるのは滅多にないこと 

家内から「よく見つけたね」とお褒めの言葉

 

 

 

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