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 笹ヶ峰(11.12.12)

ささがみね

 
 

2011年12月12日 

久しぶりに笹ヶ峰へ 若干の雪と霧氷を期待し、帰路は暖かい武丈ノ湯 

西条から高知への国道194号線から悪路の林道を通るので今日はパジェロで 雪道を想定してチェーンも持参

ウィークデーなので人は少ないだろうが、土日の登山者が雪道をトレースしてくれているだろう 

そういった安易な想いで登山口をスタート


登山MAP

Google MAP

西条から国道11号線に入り鴨川大橋を超えると左折し194号線に 約10kmで笹ヶ峰林道入り口に 
左折して狭い笹ヶ峰林道に入る 入り口から登山口まで約9kmだが、
最後の1km程度はきついダート
で低床の乗用車は要注意 四駆が望ましい


大きな地図で見る

 

カシミール画像 

 

タイムスケジュール

自宅6:30〜8:40登山口9:00〜10:30丸山荘10:40〜(大雪ラッセル)
〜13:00頂上13:40〜14:25丸山荘14:40〜15:40登山口

通常なら2.5〜3時間で山頂なのだが、大雪をラッセルしながら登ったため4時間もかかった

 

登山口

ここまでのガタガタ道には往生するが今回はチェーン不要 

登山口には誰もいない 今日は笹ヶ峰を独り占めかも?
登山道はほぼ中央から左手へ登っていく

 

雪の予感
 

スタート直後にアイゼン装着 凍っているところも(写真左)
次第に木々にも雪 白い世界へと変わっていく この程度なら………(写真右)

 

雪の登山道
 

「宿」(かつての木炭集積地)を過ぎ丸山荘直前ではこんな有様 
道を逸れるとスパッツより深い雪 しかし昨日に登った人のトレースがあるのでまだ楽ちん



丸山荘
 

丸山荘到着 雪で覆われているが軒下の縁台には雪はなく座って栄養補給(写真左)
丸山荘を出て直ぐの元スキー場跡?付近はクリスマスツリーのオンパレード 絶景!!!(写真右)

 


クリスマスツリー
 

これにイルミネーションを付けたら迫力がある 登山道はこの下を通って登っていく
カミさんの眼鏡 紫外線で色が変わるレンズ ガスっていてもこれだけ紫外線があるのか

 

雪の一シーン


しばらく林の中を登ると、やがて樹木が切れて笹の雪原になる 
雪は深いがトレースが残っているので歩きやすい 

ちょうど一本の木の正面に太陽が ガスがかかって幻想的

 

真っさらな道
 

アレッ、トレースがない??? 昨日の人はここでギブアップしてUターンしたんだ

 

ラッセル
 

ラッセル開始 でもこんな大雪の中をここからまだ1km位あるかも 何時間かかることやら 
カミさんと交代でラッセルを始めたものの果たして体力が続くか? 

登山道部分は少し低くなっているので雪がたまりやすく太ももまでも達する積雪 
登山道の少し上をラッセルした方が少し楽なことも分かった



選手交代


ふと振り返ると後方に人が 若者か しめた! あの人達に先に行ってもらおう 
ここまで私たちが道を作ってきたんだから彼らはだいぶ楽をしたはず(写真左)

選手交代すると、さすが若者 グイグイとラッセルしていく これは楽ちん 
彼ら曰く「登山道を通らずに雪原を直登することもある」とか 

登山道の雪が深いことを考えるとそれも一理ある(写真右) 

 

山頂直前


直ぐに寒風山分かれに着いた ここまでくればもう山頂は目前 青空がきれい 

 

山頂
 

やっと山頂へ 若い人が撮ってくれた 久しぶりのツーショット

下山開始直後に若い女性二人と遭遇 
彼女たちも私たちのトレース無しには登頂は無理、と言っていた

 

山頂東方展望


山頂から本当は360度の絶景なのだが、こんなにきれいに見えるのは東の方だけ
ちち山、冠山、その向こうに平家平が見える 剣山山系までは見えない

 

山頂西方展望
 

振り返って西方を望むと寒風山と伊予富士が こんな状況 石鎚山系はガスの中

 

ショートカット下山

風をよけて東向きの斜面でおむすびと菓子パンをかじったら下山開始
そうだ、登山道も楽だが、笹の雪原をショートカットできないか

おしりで滑ってみたかったが、ちょっと沈みすぎで無理 
危なっかしいスタイルながらまっすぐに直降 転倒しないようにゆっくりと

下山時間を大幅に短縮できたようだ

 

苦闘の足跡(Google Earth 画像


Google Earth で笹ヶ峰山頂付近の物語を整理してみた

画面下方の林の中から登ってきて雪原に出たところからトレースが消失 
ここから私たちの苦闘のラッセルがスタート 

ほぼ山頂への見通しがついたあたりで、若者達を待ってラッセルをバトンタッチ
寒風山分かれ付近まで彼らのラッセルが必要だった 後をついて登ると楽ちんこの上ない

下山は若者達もショートカットして直降していたので、その跡も使わせてもらった

 

雪だるま
 

丸山荘の庭で雪だるまに挑戦 午前中はまだ粉雪状態だったが、
こんなおおきなのを作れるほど雪質は変わってきた

 

災難


かくして大雪との大格闘は終わったが、この後登山口への下山途中でカミさんが転倒 
顔面強打して高級眼鏡の片方のレンズが真っ二つ
 
破片が目に入らなくて良かったものの、目周辺内出血によりしばらくはパンダ状態に

アイゼンが引っかかったのだが、やはり大苦闘の疲れがあったのかも

 

 

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