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天狗塚(08.09)

てんぐづか


 

9月27日 天気が良さそうなので、 久しぶりに天狗塚

国道32号線大歩危を左折県道45号線、32号線で祖谷渓谷を抜け、国道439号線に入って落合集落を抜けた所で右折、西山林道に入る 西山部落を越えて悪路をしばらく行くと登山口 西山林道は年ごとに荒れてきた

登山口にはすでに5台止まっていて、少し進んだ所の平地に止める ここにも1台 もう少し行った所にも1台 秋のシーズン間にしてさすが人気の山を思わせる

登り始めるとすぐにツルニンジンが無造作に咲いていた この山はあまり山野草に期待していなかったのにさい先が良い  はじめからずっときつい登りが続き、途中でちょっとなだらかになったと思ったら最後の最後はとどめの急登 ここを過ぎると森林限界を抜けて雄大な笹原が待っている

このあたりからヤマラッキョウとリンドウの群生が笹原の影から顔を出す よく見ていないと分からないが、至る所に花が咲いている

天狗峠まで2時間 ここでおにぎりでおなかを起こす さて、まずは山頂へ 約30分 山頂にはリンドウが咲き乱れていた 360度見晴らしは良好 ややかすんではいるものの、遙か彼方に石鎚山が見えた

頂上から牛の背、と思っていたが、ここから天狗峠の少し東にある地蔵ノ頭へ向かう ここからは天狗塚や牛の背、西熊山から三嶺や剣山まで見通せる

高知からの人も多く、光石からカンカケ谷経由でお亀岩に出て、天狗塚まで縦走した後地蔵ノ頭を通って綱附け森への道の途中から光石へ下っていく、またはその逆コースを辿る人が多いようだ

好天の高原の上では秋を思わせる雲が様々な変化を見せてくて、いつまで見ていても飽きない もう少ししたらコメツツジも赤く色づくことだろう

下って登山口近くの林道沿いにたくさんのアケボノソウが群生しているのを見つけた こんなにたくさんあるのも珍しい 近くの冷たくて美味しそうな湧き水を持参したポリ容器にたっぷりとくむ

ここからはいつもの「サンリバー大歩危」でいい湯を楽しんで帰宅 サンリバー大歩危では若い人たちがたくさんいた それに外人の若い衆も ラフティングが流行っているらしい 大歩危はそんなに良い場所なのか??

 

登山MAP

GoogleMAP
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カシミール 


タイムスケジュール

6:25自宅発〜9:35登山口9:45〜10:40ピーク〜11:45天狗峠12:05
〜12:35山頂12:40〜13:10地蔵ノ頭13:20〜14:55登山口〜16:40サンリバー大歩危18:10
 


登山口

いつもの登山口 手前側に5台の車が止まっていた これで一杯
私たちはここから左側に100m程度下ったところの広場に終車

 

登山道

登りはじめからずっときつい登りが続く 始めと終わりが格段にきつい 
中間はこのような林間でしかもササが茂った道となる しかし道を間違うことはない 

ただ、降雨時には道の表土が洗い流されて、かなり荒れており、
特に木の根っこがでていると滑って転びやすい

 

珍しい光景

朝の逆光の中でその向こうに晴れた秋の空を感じさせる雲が見えた

 

西熊山

登山道はほとんど林間で、景色を見ることはできない 
1500mを過ぎて、森林限界を超えると笹原の向こうに西熊山 

逆の方向には牛ノ背、三角錐の天狗塚が見えてくる

 

天狗峠

天狗峠に近づくと一面笹原 
笹原の中に、ヤマラッキョウやリンドウが顔を出す

このあたりはヤマラッキョウの群生地

 

天狗塚と牛ノ背

写真には写せなかったが、遙か彼方にはかすかに石鎚山も眺められた 
何ともいえない秋の雲 さわやかさ、涼しさ、寂しさも感じさせる雲

(クリックで拡大)

 

天狗塚から見たパノラマ

西から国見山、中津山、寒峰、烏帽子山、落合峠、矢筈山、黒笠山、津志嶽、三嶺、剣山、次郎笈がクッキリと

(クリックで拡大)

 

秋を感じる雲

天狗塚と牛の背の上空、天狗峠から三嶺の上空にかかったスジ雲

 

天狗峠への登り返し、西山への下りで見た秋の雲

 

この日出会った花々

この山の山野草はあまり期待していなかったが、この季節山頂付近には
ヤマラッキョウとリンドウが群生していて、楽しませてくれた

登山口までの西山林道脇にはアケボノソウが咲き乱れてもいたのは壮観だった
テンニンソウの群生地もあったが、もうちょっと時期が早ければ

9月初旬にはウメバチソウや白いヤマラッキョウもあったとのこと
来年にはお目にかかりたいものだ

ツルニンジン アキノキリンソウ

   
ヤマラッキョウ

   
リンドウ

   
アケボノソウとヤマラッキョウ ナガサキオトギリ

   
バライチゴ ゲンノショウコ

   
アケボノソウ ナナカマド
   

テンニンソウ

   
コメツツジ

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