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土佐矢筈山・小檜曽山

(とさやはずやま・こびそやま)


 

 

5月18日(日) 海外旅行から帰国後初めての登山 まだ時差ボケが治まっていない中、あまり無理のない山へ
土佐矢筈は初登頂 昨年綱附森に登った矢筈峠から登るのが一般的かもしれないが、ネットを見ると京柱峠からも問題ないようだ
京柱峠へは往きは途中まで通り慣れた祖谷渓経由とし、帰路を豊永経由とした 両ルートで時間的には大差はなかったものの、道のわかりやすさや道路整備状況は豊永経由の方がお薦め
途中の大歩危の「レストランまんなか」では大歩危峡をまたいで大量の鯉のぼりはアッと驚く数だった

京柱峠には駐車スペースもあり、登山口は分かりやすい トイレはない 御茶屋さんがあるので、コーヒーでも読むつもりなら使わせてもらえるかも 高知県ナンバー2台、香川県ナンバーが私の車を含めて2台が止まっていて、香川県ナンバーの男性二人が私達より先にスタート
登り始めはなだらかだが、次第に勾配がきつくなってくる 旅行前に石鎚山に登って以来なので身体が慣れていないのかなかなかエンジンがかからず、何度も小休憩しながらだった 家内が「甘いものを食べたら 元気が出る」と言うのでシュークリームを早めに食べたのが効いたのか、身体が楽になり始めいつもに近い調子を取り戻すことができた

小檜曽分岐付近から一面の笹原となる 分岐から右へ少し行くと小檜曽山三角点があるのだが、今回はパスし土佐矢筈山へ向かおうとした時、三角点方面から中年夫婦が その人達に先に行ってもらって歩き始めた時前方から大勢の団体さんが 多分矢筈峠から土佐矢筈山に登った後小檜曽山三角点を目指しているのだろう 
1550mピーク(小檜曽山?)から土佐矢筈山の全貌が見渡せる まだあんなに遠いのか、と感じるが 多少のアップダウンはあるもののここからの草原歩きは快感 
しかし残念ながら視界はよくなく、見えるはずの天狗も綱附森も見えない ツツジは丁度見頃だったようで、鮮やかなピンク色があちらこちら 特に土佐矢筈への登りに入ったあたりはツツジの群落が楽しめる 先ほどの中年夫婦は高知の人で何度かこの山を楽しんでいるようだった 私達がツツジを楽しんでいる間に先に進まれたが、この辺りは笹が深く道が分かりづらくなっていて、私達が迷うのではないかと心配されたらしく、矢筈峠への分岐点付近で私達が登ってくるのを待っていて下さったようだ 

その分岐点から山頂はすぐそこ しかし山頂からの展望は悪くなる一方 少し見えていた天狗や綱附森も視界から消えていった 高知の人の話では朝登った時には三嶺も見えていたとのことだったが

冷たい風が南から吹き付けるので、風を避けて昼食のおむすびを食べた後は草原歩きを楽しみながらの下山 視界の悪さは自然現象 逆らえないと観念しているつもりだが、少し残念だった
 
駐車場には香川ナンバーの車だけ2台 ここから大豊経由で「サンリバー大歩危」まで1時間だった 広い湯船と良質の湯でタップリと時間をかけて身体をほぐして帰宅

登山マップ

 

タイムスケジュール 

5:30時起床 6時30分自宅発〜(祖谷渓谷経由)〜9:30登山口9:40〜1 1:30小檜曽分岐〜12:20山頂12:55
〜13:45小檜曽分岐〜14:45登山口14:55 〜(豊永経由)〜15:55「サンリバー大歩危」〜自宅

 

(画像はクリックで拡大 拡大しないのもあり)

大歩危の鯉のぼり群

こんなにもたくさんの鯉が泳いでいると見応えがある 「レストランまんなか」の駐車場にて

 

京柱峠

大歩危から祖谷渓谷を抜け国道439号線で京柱峠へ クネクネの道です これでも国道か?



登山口

京柱峠から林道を少し入ったところが登山口

 

登山道

ブナの木が多く、季節によったら森林浴を楽しめる 
そんなに大木ではないが、雰囲気は十分

原始林を通るコースもあり、今回は帰路のルートで使った 
原始林の道では巨大な古木がたくさん倒れているのを見かける

 

小檜曽山分岐点

森林地帯を抜けるとすぐに小檜曽山分岐点 これを右に行くと小檜曽山三角点
左折し土佐矢筈山を目指す

 

小檜曽山標識

はっきりしないが、ここは1550mピーク ここが小檜曽山?
先ほどの三角点にも小檜曽山の標識があるそうだが

 

小檜曽山から土佐矢筈山を望む

エッー!! まだあんなに遠くまで行かんといかんのか と思うほど遠くに見える山頂
右奥に綱附森、左には天狗や牛の背の影が見えるが明瞭ではない

 

広大な笹原

1491mのピークから山頂目指して快適な草原を歩く
右手(南)からの強い風が冷たい



小檜曽山を振り返る

ここを登るともうすぐか、と思いながらアップダウンを繰り返しつつ、
振り返るといつの間にか小檜曽山は遙か彼方

 

登山道は??

笹の草原は道は分かりやすいが、山頂近くのツツジの群落を抜ける頃には
笹が生い茂って道の確認に苦労する

高知からのご夫婦が、私達がここを間違いなく通過できるか心配されて、
すぐ先の矢筈峠への下山道の前で待っていて下さった
気配りには感謝感謝です

 

頂上

見晴らしは良いはずなのだが、ご覧のように天狗や綱附森は殆ど見えず 逆にドンドン見えなくなっていく
風をよけておむすびを食べて早々に下山開始

 

この日見かけた春の花々

この時期はツツジのようだ ツツジを目指して登ってくる人が多いとのこと 
確かにキレイなんだが、ツヅジだけでは物足りない

もっとたくさんの山野草がありそうなのだが、この時期まだ早かったようだ

ツツジ

   
ツクバネソウ  コミヤマカタバミ

   
ホウチャクソウ ミツバツチグリ

   
ヒナワチガイソウ バイケイソウの群生地

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