芸術と古城が織りなすオランダ・ベルギー紀行9日(2008年5月1日
〜5月9日)
関空からKLMでアムステルダムへ、飛行機は満杯だったが、アムステルダムで下りたのはごく少数 殆どが乗り継ぎの人だった 前日がベアトリクス女王の誕生記念日だったため、ダム広場は大型の遊戯施設が建設され、その周辺にはたくさんの人種の人達であふれかえっていた
東京駅のモデルとなった中央駅、ガッサンダイヤモンド工場、レンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」「着衣の女」で有名なアムステルダム国立美術館、ゴッホ美術館、そしてキューケンホフ公園ではチューリップが一番の見頃
ユトレヒトではオランダでもっとも人気の高い歴史建築の一つで美しい庭園に囲まれたデ・ハール城へ ここでちょっとしたハプニングのために内部の観光は殆どできず そのままハーグのマウリッツハイス美術館へ 日本にもやってきたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「デルフトの眺望」を堪能
アムステルダム国立美術館を含めて数少ないフェルメールの画を7点も見たことになる
ハーグから「デルフトブルー」と呼ばれる深い青が魅力的は陶器デルフト焼きの窯元を訪ね、その後19基の風車が残る世界遺産キンデルダイクへ
アントワープでは「フランダースの犬」の舞台となったノートルダム大聖堂で、ネロ少年が憧れたルーベンスの名作「キリストの昇架」と「キリストの降架」「聖母被昇天」を鑑賞
「天井のない美術館」といわれるブルージュではマルクト広場、ベギン教会、愛の泉公園等を訪ね、小舟での運河巡りも
ゲントでファン・アイク兄弟の不朽の名作「神秘の子羊」のあるバーフ大聖堂に立ち寄り、ベルギーの首都ブリュッセルへ 世界でもっとも美しい広場といわれるグランプラス、小便小僧、市庁舎
、独立記念門等を散策
観光最後の日はブリュッセル郊外の観光 アルデンヌ地方の小高い丘の上に建ち、気品溢れる貴族の城モダーブ城、「世界で一番小さな街」と言われ童話の世界のように可愛らしい街デュルビュイ(かつて皇太子ご夫妻がご訪問)、さらに中世から第二次世界大戦までミューズ川の要衝としてむごい戦闘が繰り返された要塞の街ディナンに立ち寄り、最後にはナポレオンの敗戦の地として有名なワーテルローの古戦場を訪ねた
「余談1」
最後の夜は少し良さそうで日本語メニューのあるレストランを現地のガイドさんに予約してもらって勇んで出かけたものの、注文したものが悪かった 安全策としてコースメニューの一番高いやつを注文したのだが、出てきた料理は予想外の姿と予想外の量 見てガックリ 高い勉強代だった
「余談2」
日本旅行のツアーは今回3組6名 大型バスにユッタリと(少々寂しいくらい) 天気は全行程上々となり、この国には雨が降らないのかと思うほど晴天で、まっ青な空の毎日だった
ホテルも食事もまずまず ただ、デ・ハール城の観光中に添乗員が体調不良となり救急車を呼ぶ羽目に その時に困ったのが会話力 意識を失った添乗員の状況をデ・ハール城の職員や救急隊員から訊かれても殆ど???
当方の英語はなかなか伝わらないし (*_*) マイッタ
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